奈良 とんかつ まる かつ。 閉店の危機から繁盛店に!行列ができる奈良の人情派とんかつ店「まるかつ」の秘密|坂内綾花@フォーチュンファクトリー株式会社|note

【関西の議論】奈良のとんかつ「無料食堂」が大反響、「お代は出世払いで」店長の心意気(2/4ページ)

奈良 とんかつ まる かつ

奈良にある飲食店が2018年5月から始めた取り組みに私はひきつけられました。 それは「どうしてもお腹がすいて、それでもお金がなくて困ったら、お店の店長に相談してください。 無料でお腹いっぱい食べていいですよ」というものです。 無料です。 半額キャンペーンなどではありません。 代わりにお店で働いてもらうわけでもありません。 週末だけの限定企画でも、周年祭でもない。 純粋に毎日やっている取り組みです。 こんな店が世の中にあるのかと驚きました。 このトンカツ店「まるかつ」(奈良市神殿町)はなぜこんな取り組みを始めたのか。 みんなが無料で食べたい!とはならないのか。 有料で食べている人は常に社会貢献で食べに来ているのか。 この目で確かめたくなって実際に行ってきました。 まるかつに貼られた「無料食堂」の告知 あくまで「純粋な善意」から 同店の金子友則店長が店ので載せている文章を、一部抜粋して紹介します。 私は、お金で困っている人に頼まれてお弁当を差し上げていたことがあります。 その人は、甘えてしまったのか要求が少しずつエスカレートしていったので、さすがに注意したら、お店にほとんど来なくなりました。 別の人で、後日きちんとお金を払ってくれた人もいました。 本当に意味のあること、その人の役に立つことができたのか、今でも私にはわかりません。 もっと私が勉強していたら、別の方法でその人を助けることができたかもしれません。 今の私は、正直、自分のお店のことで精一杯です。 2店舗目も、3店舗目も出していきたいという夢もありますので、これからもしばらくは余裕などないと思います。 でも、それを理由にあまり負担にならない範囲での出来ることすらしないのもどうかな、といろいろ考えましたので、とりあえず、自分が出来る範囲のことをやらせていただきます。 「まるかつ無料食堂」を実施するにあたっては、私の一人よがりにならないように信頼できる人に相談しました。 もしかしたら、私の想像力を超えた迷惑がどなたかにかかるかもしれませんので。 たとえば、ほかの飲食店さんに無料で食事させろ、とか。 もちろん、そういう風潮になることも望んでいません。 各地の「子ども食堂」の現実、孤食が原因のさまざまな社会問題などがあることなど、まだまだ浅いですが私なりに勉強しました。 子どもだけではなく、大人、高齢者の貧困なども問題視されています。 自助努力が足りないと切り捨てるほど社会はまだちゃんとは出来ていないはずです。 どうにかしようと本当にたくさんの人が努力されています。 こんな私でも、きっと何もしないよりはいいかもしれないと思いました。 今ある社会のセーフティーネットで拾いきれないことが、無料食堂で拾えるかもしれませんし。 料理人としては、食べていただけることは掛け値なしにうれしいことです。 お腹が落ち着けば元気も出るかもしれませんし、少しは前向きな気分になれるかもしれません。 他人を信頼して頼ってみようという気持ちになるかもしれません。 その最初の一歩になったりできたらうれしいです。 (ここまで抜粋) 純粋にただ善意で、困っている人にトンカツを食べさせたいという思いでやっているのです。 関連記事• 3月12日に大戸屋が一斉休業するなど社会問題化する「バイトテロ」。 そのメカニズムと真の対応策について専門家に聞いた。 USENがオフィス向けの「帰宅したくなる」効果を狙った曲を制作。 職場の人間の帰宅に至る心理を分析、3部構成で自然と帰りたくなるよう促す。 企業で上司が一方的に命令しない「自律的」な職場が広がっている。 給料や事業方針も社員が話し合ったり自己決定。 苦労して例のない取り組みに挑戦する理由とは?• 春節を前に中国人向けSNSのつぶやきを調査。 2018年間の「訪日時に食べた物」を分析した。 唐揚げやビールなどちょっと意外な物がランクイン。 企業でささやかれる「働かない中高年」問題。 その背景には個人ではなく構造的問題が。 調査から迫ったパーソル総研研究員に直撃。

次の

【関西の議論】奈良のとんかつ「無料食堂」が大反響、「お代は出世払いで」店長の心意気(2/4ページ)

奈良 とんかつ まる かつ

JR奈良駅から県道754号線を南に下り暫く行くと、左手に小奇麗な、一見FC店の一つのようなお店が見えてくる。 とんかつ屋まるかつだ。 小奇麗すぎて大手のチェーンかと思うが、紛れもない個人経営のお店である。 焼肉屋で17年間働いたという店長の金古さんだが、よくこれだけのお店を作れたと、素直に凄い。 ところでこのお店、訪問したのは2018年5月の初旬だが、お店駐車場には福井や新潟ナンバーの車が散見される。 画面駐車場の白い車、県表示だけ見えるようにマスクを外しているが、こちらも福井ナンバーである。 実はこの金古店長、とても個性的な人で良く特別フェアをやっているのだが、2018年の冬から5月末までは、北陸豪雪お見舞いの県民割引を実施。 豪雪で大変な思いをされた人に、小さなことだけど元気をだしてもらいたいということで飲食代を割り引くサービスを始めた所、たちまちSNSで話題になり、福井新聞にまで載ってしまった。 そのため今も北陸から多くの人が訪れているのだが、もちろん数百円の割引で「助かった~」というものではないだろう。 共感を呼んだのは、被災された人に対して「自分にもなにか応援できることはないか」という店主の思いだ。 その応援の気持が繋がって、ちょっとした有名店になったという異色のお店である。 メニューは豚カツを中心にカツ丼やソースカツ丼などのファストメニューも充実。 日替わりのランチメニューもリーズナブルで、またご飯は十五穀米に無料で変えることができ、ご飯、キャベツ、しじみ汁のおかわりも無料である。 それでこの値段は、ちょっと大盤振る舞いではないのか。 なお、キャベツはもちろん、野菜類はすべて国産で、お店の中では産地表記までしてある。 ミンチカツも1個150円と格安だが、 「豚カツを作る時の切れ端で作っていますので、少々思い切ってたっぷり使っても原材料が安いのでかさ増しせずに作れます。 」 と、なんとも正直な説明まで。 そして、本当に美味しいからぜひ一度ぜひ食べて欲しいとのことだ。 お店の作りから材料に対する誠実さまで、店主のお考えが本当によく現れている。 この日頂いたのは、上がエビフライ定食1180円、下が日替わり定食のロースカツと唐揚げのセット880円で、ともに税込みだ。 定食にはご飯(15穀米)、サラダ、豆腐、漬物、しじみ汁がついてくる。 お味噌汁ではなくしじみ汁にする辺りも、少しでも体にいいものを食べてもらおうという店主のお客さんに対する考えが現れている。 なおこちらの豚カツ、豚は程よくサシが入った三元豚を使い、「もっとも豚カツが美味しく仕上がる」と店主が言う、160度の低温の油でじっくりと揚げている。 またパン粉は、店主自ら東京で食べ歩いた際に、本当に美味しいと思ったパン屋さんで使われているパン粉を、毎日東京から取り寄せているこだわりようだ。 十五穀米やしじみ汁のように、お客さんの健康を考える店主が、誠実な思いで材料にこだわって出す豚カツである。 これで不味かったら、店主の腕は相当酷いということになるが・・・。 結論からいうと、豚カツは驚くほど柔らかく、味が濃くしっかりした味わいで、本当に旨い。 サクサクした衣も心地よく、さすがにこだわりのパン粉だ。 エビフライもぷりぷりでこれでもかという大きなエビが3匹もついてくる。 唐揚げも申し分のない肉の質感で、とても満足感が高い。 なお一番驚いたのは正直、しじみ汁だ。 特別な宣伝や説明書きは店内に一切ないが、しじみが肉厚でしじみの旨味がとても良く出ている味噌汁の味に仕上がっている。 これだけ肉厚なしじみであれば、おそらくかなり原材料が高いものを使っているはずだ。 こんな、誰も気にしないようなところでも材料に一切の手を抜かない店主の考え方がよく現れている。 また店員さんの気遣いも抜群だ。 お客さんが帰った後のテーブルを清掃しているスタッフの若い女性。 うっかりとメニュー表を床に落としたが、そのまま拾ってテーブルの定位置に置くのかと思いきや、バックヤードに下げて新しいものを持ってきた。 おそらく少し余裕のある時間になったら、後で清潔に整えようと言うことなのだろう。 当たり前の事かもしれないが、当たり前な価値観がスタッフひとりひとりまで浸透しているお店はやはり気持ちがいい。 なおこちらのお店、余り目立つように書いて良いのかわからないが、実は、こんな取り組みをしている。 経済的に困窮している、子供がいる家庭向けに、 「どうか気にせずにウチでお腹いっぱいに食べさせてあげて下さい。 お代金は出世払いで結構です。 」 という無料食堂だ。 なおかつ、電話でこそっと言ってくれてもいいし、気兼ねするなら持ち帰り弁当でもいいと。 世の中お互い様です、喜んでくれたら私も嬉しいです、という説明書きも店主のお人柄を感じさせる。 NPO法人などで、無料子ども食堂に取り組む団体は最近増えてきているようだ。 しかし、商売としてこんな取り組みをしているお店、とんかつ屋は初めてである。 この張り紙も、駐車場の裏手にこそっと目立たないように貼ってあり、細心の気遣いを感じさせる。 余り目立ってしまい大量の人が訪問してしまうと店主も驚くかも知れないが、せめて地元の奈良だけでも、こんな素敵な店主とお店があることを、一人でも多くの人に知ってほしい。 そして、店主の試みを応援するためにも、お客さんとして一人でも多くの人に足を運んで貰えれば幸いだ。 素材に誠実であり、味も本当に美味しいので、きっとお気に入りのお店の一つになるだろう。 【店舗データ】 店名:とんかつ屋まるかつ 所在地:奈良市神殿町667-1 定休日:無休 TEL:0742-81-4568 営業時間 :11:00~15:00 17:00~23:00 駐車場:50台(共用) 子供連れ:OK(大歓迎) Webサイト:.

次の

NHKテレビ「逆転人生」に出演!SNSで人気になった「まるかつ」から学ぶ飲食業界の新時代!

奈良 とんかつ まる かつ

奈良にある飲食店が2018年5月から始めた取り組みに私はひきつけられました。 それは「どうしてもお腹がすいて、それでもお金がなくて困ったら、お店の店長に相談してください。 無料でお腹いっぱい食べていいですよ」というものです。 無料です。 半額キャンペーンなどではありません。 代わりにお店で働いてもらうわけでもありません。 週末だけの限定企画でも、周年祭でもない。 純粋に毎日やっている取り組みです。 こんな店が世の中にあるのかと驚きました。 このトンカツ店「まるかつ」(奈良市神殿町)はなぜこんな取り組みを始めたのか。 みんなが無料で食べたい!とはならないのか。 有料で食べている人は常に社会貢献で食べに来ているのか。 この目で確かめたくなって実際に行ってきました。 まるかつに貼られた「無料食堂」の告知 あくまで「純粋な善意」から 同店の金子友則店長が店ので載せている文章を、一部抜粋して紹介します。 私は、お金で困っている人に頼まれてお弁当を差し上げていたことがあります。 その人は、甘えてしまったのか要求が少しずつエスカレートしていったので、さすがに注意したら、お店にほとんど来なくなりました。 別の人で、後日きちんとお金を払ってくれた人もいました。 本当に意味のあること、その人の役に立つことができたのか、今でも私にはわかりません。 もっと私が勉強していたら、別の方法でその人を助けることができたかもしれません。 今の私は、正直、自分のお店のことで精一杯です。 2店舗目も、3店舗目も出していきたいという夢もありますので、これからもしばらくは余裕などないと思います。 でも、それを理由にあまり負担にならない範囲での出来ることすらしないのもどうかな、といろいろ考えましたので、とりあえず、自分が出来る範囲のことをやらせていただきます。 「まるかつ無料食堂」を実施するにあたっては、私の一人よがりにならないように信頼できる人に相談しました。 もしかしたら、私の想像力を超えた迷惑がどなたかにかかるかもしれませんので。 たとえば、ほかの飲食店さんに無料で食事させろ、とか。 もちろん、そういう風潮になることも望んでいません。 各地の「子ども食堂」の現実、孤食が原因のさまざまな社会問題などがあることなど、まだまだ浅いですが私なりに勉強しました。 子どもだけではなく、大人、高齢者の貧困なども問題視されています。 自助努力が足りないと切り捨てるほど社会はまだちゃんとは出来ていないはずです。 どうにかしようと本当にたくさんの人が努力されています。 こんな私でも、きっと何もしないよりはいいかもしれないと思いました。 今ある社会のセーフティーネットで拾いきれないことが、無料食堂で拾えるかもしれませんし。 料理人としては、食べていただけることは掛け値なしにうれしいことです。 お腹が落ち着けば元気も出るかもしれませんし、少しは前向きな気分になれるかもしれません。 他人を信頼して頼ってみようという気持ちになるかもしれません。 その最初の一歩になったりできたらうれしいです。 (ここまで抜粋) 純粋にただ善意で、困っている人にトンカツを食べさせたいという思いでやっているのです。 関連記事• 3月12日に大戸屋が一斉休業するなど社会問題化する「バイトテロ」。 そのメカニズムと真の対応策について専門家に聞いた。 USENがオフィス向けの「帰宅したくなる」効果を狙った曲を制作。 職場の人間の帰宅に至る心理を分析、3部構成で自然と帰りたくなるよう促す。 企業で上司が一方的に命令しない「自律的」な職場が広がっている。 給料や事業方針も社員が話し合ったり自己決定。 苦労して例のない取り組みに挑戦する理由とは?• 春節を前に中国人向けSNSのつぶやきを調査。 2018年間の「訪日時に食べた物」を分析した。 唐揚げやビールなどちょっと意外な物がランクイン。 企業でささやかれる「働かない中高年」問題。 その背景には個人ではなく構造的問題が。 調査から迫ったパーソル総研研究員に直撃。

次の