大江山の歌 動詞。 大江山・十訓抄 現代語訳・品詞分解ひと目でわかる5

『大江山の歌』の品詞分解(十訓抄・古今著聞集) / 古文 by 走るメロス

大江山の歌 動詞

「~ところ」の意。 となります。 「られ」が連用形なのは「けり」が連用形に接続することからわかり、「過ぎ」が未然形なのは「らる」が四段・ナ変・ラ変を除く未然形に接続することからわかります。 あとは「らる」の意味である「受身・可能・自発・尊敬」のいずれであるかを判別すればよいですね。 では訳してみましょう。 過ぎられけるを(受身):通り過ぎることをされたところ 過ぎられけるを(可能):通り過ぎることができたところ 過ぎられけるを(自発):自然と通り過ぎてしまったところ 過ぎられけるを(尊敬):通り過ぎなさったところ 局の前を通り過ぎたのは定頼の中納言、局にいたのは小式部内侍です。 受身では、「過ぎ」の主語が小式部内侍になってしまうので不可です。 可能・自発では、定頼の中納言が局の内側にいる小式部内侍へ向けたからかいの言葉「~と言ひて」とつながりません。 この言葉を言ったから局の前を通ることができたわけでも、この言葉に気を取られて局の前を素通りしてしまったわけでもないのですから。 よって正解は「尊敬」となります。

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十訓抄『大江山』解説・品詞分解

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東京都府中市の大学受験プロ家庭教師『逆転合格メーカー』のコシャリです。 いつも独学受験. jpにお越しいただきましてありがとうございます。 助動詞: 薄緑のマーカーです 敬語: 緑のマーカーです 係り結び: オレンジのマーカーです。 歌合の歌人に選ばれた小式部内侍をからかった定頼の中納言!返り討ちに! 歌人として有名な和泉式部さんの娘、小式部内侍さんは当時、自分の歌がうまいのは母の和泉式部が代わりに詠んでいるからではないか?と人々から疑われていたという。 そんな中、自分をからかった定頼の中納言をみごとな詠みっぷりで返り討ちにした小式部内侍さんに当時を振り返ってもらった。 前から自分の実力がちゃんと評価されてないなとは思っていたんです。 有名な歌人の母の七光なんじゃないの?代わりに読んでもらってるんじゃないの?って。 今回いい機会だと思って、ちょっかいを出してきた定頼の中納言の袖を掴んで聞かせてやったの。 私が詠んでるのよって。 そしたらどうなったと思う? 定頼の中納言ったら返事もしないでどっか行っちゃったの。 しつれーな奴だと思わない?。 ていうかダサすぎるわよね? 心の中で中指を立てていたわ。 あらいけない、ついつい本音が出ちゃったわね。 今のはオフレコでよろしくね。 まあこれを機会に私も有名になったから、定頼の中納言には感謝しているわ。 彼はいい踏み台になってくれたわね。 では後半のコシャリの空想は置いておいて、内容に入っていきましょう。 和泉式部、保昌が妻 にて丹後に下り けるほどに、 京に歌合あり けるに小式部の内侍歌詠みにとら れて詠み けるを 現代語訳 和泉式部が、夫の保昌の妻として(保昌の任国の)丹後の国に下っていた頃に、 都で歌合があったが、(和泉式部の娘の)小式部内侍が歌人に選出されて、歌を詠んだが、 品詞分解 和泉式部 名詞 保昌 名詞 が 格助詞 妻 名詞 にて 格助詞 丹後 名詞 に 格助詞 下り ラ行四段活用動詞「下る」連用形 ける 過去の助動詞「けり」連体形 ほど 名詞 に 格助詞 京 名詞 に 格助詞 歌合 名詞 あり ラ行変格活用動詞「あり」連用形 ける 過去の助動詞「けり」連体形 に、 格助詞 小式部の内侍 名詞 歌詠み 名詞 に 格助詞 とら ラ行四段活用動詞「とる」未然形 れ 受身の助動詞「る」連用形 て 接続助詞 詠み マ行四段活用動詞「詠む」連用形 ける 過去の助動詞「けり」連体形 を、 接続助詞 定頼の中納言戯れに、小式部の内侍に、 「(歌人として有名な母和泉式部のいる)丹後に派遣した人はもう帰って参りましたか。 「踏み」=足で踏む=行く• 「文」=手紙 の掛詞になっています。 このパターンを覚えておこう! 品詞分解 大江山 名詞 いくの 名詞 の 格助詞 道 名詞 の 格助詞 遠けれ ク活用形容詞「遠し」已然形 ば、 接続助詞 まだ 副詞 ふみ 名詞 も 係助詞 み マ行上一段活用動詞「みる」未然形 ず 打消の助動詞「ず」終止形 天の橋立 名詞 と詠みかけ けり。 思は ずにあさましくて、「こはいかに。 」 とばかり言ひて、返しにも及ばず、袖を引き放ちて逃げ られにけり。 小式部、これより、歌詠みの世おぼえ出で来 にけり。 現代語訳 と(小式部内侍は定頼の中納言に)詠みかけた。 定頼の中納言は思いがけず(小式部内侍のみごとな歌の詠みに)驚いて、 これはどうしたものだ とだけ言って、小式部内侍への返歌も出来ず、小式部内侍の掴まれた自分の袖を引き離してお逃げになった。 小式部内侍は、この時から、歌人として世間の評判になることになった。 品詞分解 と 格助詞 詠みかけ カ行下二段活用動詞「詠みかく」連用形 けり。 過去の助動詞「けり」終止形 思はずに ナリ活用形容動詞「思はずなり」連用形 あさましく シク活用形容詞「あさまし」連用形 て、 接続助詞 「こ 代名詞 は 係助詞 いかに。 過去の助動詞「けり」終止形 小式部、 名詞 これ 代名詞 より 格助詞 歌詠み 名詞 の 格助詞 世おぼえ 名詞 出で来 カ行変格活用動詞「出で来」連用形 に 完了の助動詞「ぬ」連用形 けり。 過去の助動詞「けり」終止形 この記事を読んだ人は下の記事も読んでいます お役に立てましたらランキングをクリックしていただけると大変うれしいです。

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高1古典です。

大江山の歌 動詞

大江山 【注1】 いくの 【注2】の道 の 【注3】 遠けれ 【注4】ば まだ ふみ 【注5】も みず 【注6】 天の橋立 【注7】 と 詠みかけけり 【注8】。 思はず 【注9】に、 あさましく 【注10】て、「こはいかに、かかるやうやは ある 【注11】。 」とばかり言ひて、返歌にも 及ばず 【注12】、袖を引き放ちて、 逃げられけり 【注13】。 小式部、これより歌詠みの、世に 覚え 【注14】 出で来にけり 【注15】。 これは うちまかせて 【注16】の 理運 【注17】のこと なれ 【注18】ども、かの卿の心には、これほどの歌、 ただいま 【注19】 詠みいだすべし 【注20】とは、 知られざりけるにや 【注21】。 重要な品詞と語句の解説 語句【注】 品詞と意味 1 大江山 名詞。 山城国(京都府の南東部)にある丹波の国の生野に行くときに見える山。 2 いくの 地名。 現在の京都府福知山市生野(いくの)のこと。 掛詞になっており、「生野」と「行く野」が掛かっている。 3 の 格助詞の主格。 意味は「~が」。 「の」の見分け方については、以下のページで詳しく解説をしていますので、よろしかったら、ご確認下さい。 4 遠けれ ク活用の形容詞「遠し」の已然形。 5 ふみ 名詞。 手紙のこと。 掛詞になっており、「文(ふみ)」と「踏み」が掛かっている。 6 みず マ行上一段動詞「みる」の未然形+打消の助動詞「ず」の終止形。 意味は「見てない」。 7 天の橋立 名詞。 日本三景の一つで、丹後の国の名所で歌枕。 8 詠みかけけり カ行下二段動詞「詠みかく」の連用形+過去の助動詞「けり」の終止形。 意味は「詠んで返歌を求めた」。 9 思はずに ナリ活用の形容動詞「思はずなり」の連用形。 意味は「思いがけず」。 10 あさましく シク活用の形容詞「あさまし」の連用形。 意味は「驚く」。 11 ある ラ変動詞「あり」の連体形。 係助詞「やは」に呼応している。 係り結びの法則については、以下のページで詳しく解説をしていますので、よろしかったら、ご確認下さい。 12 及ばず バ行四段動詞「及ぶ」の未然形+打消の助動詞「ず」の連用形。 13 逃げられけり ガ行下二段動詞「逃ぐ」の未然形+尊敬の助動詞「らる」の連用形+過去の助動詞「けり」の終止形。 意味は「お逃げになった」。 「られ」は、定頼中納言に対する敬意。 14 覚え 名詞。 意味は「評判」。 15 出で来にけり カ変動詞「出で来」の連用形+完了の助動詞「ぬ」の連用形+過去の助動詞「けり」の終止形。 意味は「出てきてしまった」。 16 うちまかせて 副詞。 意味は「普通」。 17 理運 名詞。 意味は「道理にかなっていること」。 18 なれ 断定の助動詞「なり」の已然形。 19 ただいま 副詞。 意味は「今すぐ」。 20 詠みいだすべし サ行四段動詞「詠みいだす」の終止形+可能の助動詞「べし」の終止形。 意味は「詠み出すことができる」。 「べし」の見分け方については、以下のページで詳しく解説をしていますので、よろしかったら、ご確認下さい。 21 知られざりけるにや ラ行四段動詞「知る」の未然形+尊敬の助動詞「る」の未然形+打消の助動詞「ず」の連用形+過去の助動詞「けり」の連体形+断定の助動詞「なり」の連用形+係助詞「や」。 意味は「お分かりにならなかったのだろうか」。 「れ」は、定頼中納言に対する敬意。 「にや」の後に、「あらん」が省略されている。 「に」の見分け方については、以下のページで詳しく解説をしていますので、よろしかったら、ご確認下さい。 係り結びの省略については、以下のページで詳しく解説をしていますので、よろしかったら、ご確認下さい。

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