火蓋 を 切っ て 落とす。 火蓋を切ると火蓋を切って落とすはどちらが正しいの?

「火蓋(ひぶた)」は「切る」のか、「切って落とす」のか? : 日本語、どうでしょう?

火蓋 を 切っ て 落とす

火蓋とは? 火蓋って何なの? まずはそこからですよね。 火蓋とは、 火縄銃の火薬を詰めるところにするフタのことです。 火縄銃は、銃弾に火薬を詰めるわけじゃなく、火皿というところに直に火薬を詰めて、そこに縄につけた火が引火することで使える仕組みだったそうです。 点火の前に火皿にフタを開くと、引火して発砲されるわけです。 火皿のフタのことを火蓋と呼んでいたので、 戦いの場面で使われる由来は火縄銃を扱う時の用語だったからです。 火蓋を切るのか切って落とすのか さて、火蓋を切るのか、火蓋を切って落とすのか。 正解は 火蓋を切るでした。 火縄銃の火蓋を切って落とすとは言わないので、正しくは 「戦いの火蓋が切られた」とか「戦いの火蓋を切った」という使い方です。 なぜ切って落とすと誤用されるの? 「火蓋を切る」という使い方が正しいのに、なぜ今は「火蓋が切って落とされた」というのでしょう。 すっかり定着してしまったので、これが 誤用だと気が付かないまま使っている人がとても多いようです。 なぜ誤用がこれほどまでに広まってしまったのか調べてみると、 何か物事が始まることを意味する「幕を切って落とす」という言葉とごちゃ混ぜにしてしまったことが原因と考えられます。 「幕が切って落とされました」という使い方をするのは、演劇や映画の公開とか、博物館や美術館の催しなどが始まる時などに使う言葉です。 由来は芝居の幕が由来です。 「火蓋を切る」は戦う時だけに使う言葉でしたが、いつの間にか使う場面の広がり、 何か物事を始める時に使う表現となり、日常的に使える慣用句になっています。 「幕を切って落とす」と同じような使い方をするようになったので、二つの表現がごちゃ混ぜになってしまい、「火蓋を切って落とす」というのが当たり前にようになってしまったのでしょう。

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☆★怒!火蓋は切って落とされないっ!!★☆

火蓋 を 切っ て 落とす

「火蓋(ひぶた)」は、「(昔の鉄砲の)火縄銃の火皿の火口をおおうふた」のことで、「火ぶたを切る」の本来の意味は「火縄銃の火蓋を開いて点火の用意をする。 また、発砲する」(『日本国語大辞典』小学館)ことです。 これが転じて「物事に着手する。 行動を開始する。 競技や戦いを始める」という意味で使われるようになりました。 この「火ぶたを切る」という言い方が「火ぶたを切って落とす」「火ぶたが切って落とされた」というように誤って使われるようになったのは、類語の「幕を切って落とす」との混用からとみられます。 この種の表現で「幕」を使う場合は「幕を切る」または「幕を切って落とす」ですが、「火ぶた」の場合は「切る」だけで「落とす」必要はありません。 戦いの幕が切って落とされる」などの言いかえ例を示しています。 ところで、「~を切る」という慣用語の一つに「口火を切る」ということばがありますが、この「口火」も火縄銃に関係があります。 もともとは「火縄銃の火ぶたに点火するための火」のことで、ここから「物事を始めるきっかけをつくる」という意味の「口火を切る」が生まれました。 (『新用字用語辞典 第3版』P474、148参照) メディア研究部・放送用語 豊島 秀雄.

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火蓋 を 切っ て 落とす

「火蓋(ひぶた)」は、「(昔の鉄砲の)火縄銃の火皿の火口をおおうふた」のことで、「火ぶたを切る」の本来の意味は「火縄銃の火蓋を開いて点火の用意をする。 また、発砲する」(『日本国語大辞典』小学館)ことです。 これが転じて「物事に着手する。 行動を開始する。 競技や戦いを始める」という意味で使われるようになりました。 この「火ぶたを切る」という言い方が「火ぶたを切って落とす」「火ぶたが切って落とされた」というように誤って使われるようになったのは、類語の「幕を切って落とす」との混用からとみられます。 この種の表現で「幕」を使う場合は「幕を切る」または「幕を切って落とす」ですが、「火ぶた」の場合は「切る」だけで「落とす」必要はありません。 戦いの幕が切って落とされる」などの言いかえ例を示しています。 ところで、「~を切る」という慣用語の一つに「口火を切る」ということばがありますが、この「口火」も火縄銃に関係があります。 もともとは「火縄銃の火ぶたに点火するための火」のことで、ここから「物事を始めるきっかけをつくる」という意味の「口火を切る」が生まれました。 (『新用字用語辞典 第3版』P474、148参照) メディア研究部・放送用語 豊島 秀雄.

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