少女マンガ オススメ。 ゲスOLのエロ発言が本当に笑える!!! 『まいっちゃうわマチコさん!』【モア・リポート2017連動企画! ちょっぴりエッチ♡なオススメ少女マンガ】

レトロな少女漫画のオススメは?

少女マンガ オススメ

こんにちは。 ライターのむらやまあきです。 みなさんは 少女マンガ、お好きですか? いつの時代も乙女の心をときめかせてきた胸キュンの世界……誰だって思い入れのある作品がありますよね。 わたしは中学生の頃、咲坂伊緒先生の『ストロボ・エッジ』が大好きで、単行本に透明なフィルムをかけて大切に保存していました。 先日、実家にあった少女マンガを何となく 年代順に読んでいたのですが、ふと思ったことがあるんです。 少女マンガは、 時代とともにどんな変化を遂げてきたのでしょうか? ということで、女子マンガ研究家として『マツコの知らない世界』にも出演した 小田真琴さんにお話を伺いました! 少女マンガの歴史 小田真琴|1977年生まれ。 女子マンガ研究家。 少女マンガとお菓子をこよなく愛する。 もっとも敬愛するマンガ家はくらもちふさこ先生。 むらやまあき|ヒロインが恋する男の子よりも、その親友が好き。 小学生時代は『なかよし』派。 好きな作品は『ハチミツとクローバー』『潔く柔く』 ギャラクシー|少女マンガの歴史を学びたいということで勝手についてきた。 好きな作品は『ベルサイユのばら』『BANANA FISH』『月の子』 ではさっそく、 少女マンガの歴史を、初心者でもわかるようにざっくりと教えて頂きましょう! 下図は今回お聞きした内容をもとに作成した1970~2000年代の簡単な年表です。 最後まで読んでくださいね! 1970年代|恋に憧れるドラマチックな作品群 「では少女マンガの歴史を年代順にお聞きしたいと思いますが、まずは1970年代あたりから教えていただけますか?」 「男性(少女マンガ初心者)でも大体の傾向がわかるように、ざっくりとお願いします」 「70年代ですと、まずはやはり池田理代子先生の『ベルサイユのばら』ですね。 それから、一条ゆかり先生の『砂の城』も外せません」 「『ベルばら』は、最後にフェルゼンが中庭に来てくれるところで、 コマの枠線が見えなくなるくらい泣きました。 時代的に、恋愛が手の届かない憧れとして描かれています」 「70年代の少女マンガは、登場人物は金髪、名前はカタカナで、大きくてキラキラした目から涙が絶えないイメージです」 「そうですね。 舞台設定も海外が多い。 当時の読者にとって、少女マンガは夢を見させてくれる装置だったんだと思います。 少女マンガの世界観がグッと日常に接近しました。 山岸凉子先生の『日出処の天子』なんて、聖徳太子がゲイで超能力者という設定だけで、もうおもしろいですよね」 「これまでの王道的な少女マンガと比較すると、かなり革命的な出来事だったんですね」 「革命的というと、数年前に映画化した『ホットロード』も、80年代ですよね? まさか少女マンガでヤンキーものが出るなんて思ってなかったから、驚きました」 「80年代当時の別冊マーガレットのなかでも中心的な作品でしたね。 ヤンキー(不良)全盛期で、多くの人がヤンキーに憧れてた時代です。 それを少女マンガに取り入れたのが大発明だったんですよね」 「ヤンキー全盛期ってすごい時代ですね。 『ベルばら』と比べたら世界観変わりすぎ……」 「80年代末には、後に大ヒットとなる『ちびまる子ちゃん』の連載もスタートします」 「現在までアニメが続く、国民的な作品ですね」 「少女マンガはもともと少年マンガと比べてギャグは多くなかったんです。 でも80年代のさくらももこ先生と岡田あーみん先生のギャグは、 普遍的な強さがあるものだったんですよ」 「その後、佐々木倫子先生の『動物のお医者さん』もヒットしました。 これらの共通点は 恋愛が最優先ではないことなんですよ。 ヒロインぽいキャラはいるけれど、誰とも恋仲にはならない。 恋愛がメインじゃなくてもメガヒットするというのが証明された」 「つい最近『BANANA FISH』がアニメになってましたけど、あれが80年代の少女マンガだと知らずに見ている人多そうですよね」 「わたし、まさにそれです。 完全に少年マンガだと思ってました」 「でもこれ、ちゃんと少女マンガなんですよね。 アッシュは 男性だけどヒロインなんですよ」 「わかります。 アッシュがデレるとキュンとするし、最後の手紙でミイラの一歩手前くらい泣いた」 「 なんにせよ、 この時代の少女マンガ……変化の波えげつないですね」 1990年代|強めヒロインが大活躍 「90年代でいうと『ママレード・ボーイ』とか『フルーツバスケット』が有名ですよね。 『花より男子』とか」 「『美少女戦士セーラームーン』もこの頃ですね。 受け身なだけでない、強い女性像がウケ始めたんです」 「たしかに! 『花より男子』のつくしも道明寺をぶん殴ってるし、セーラームーンもばりばり戦ってる」 「女性の社会進出が盛んになった頃ですかね」 「ですね。 男女雇用機会均等法の制定後、少しずつ時代が変わってきた。 感情移入させるテクニックが本当にすごい」 「わかります、登場人物の誰かしらに絶対感情移入してしまう」 「また、大学生から社会人までが地続きで描かれていたのがすごくよかったんですよね。 『大人も悩んでいる』というところを上手く見せてくれた。 リアルさとのバランスが見事でした」 「少女マンガってだいたい物語が学校で完結するイメージです」 「わたしが中学生の時に好きだった『ストロボ・エッジ』は、学校で起こることがほぼすべてなんですけど、とにかく心理描写がすごく上手かったんですよね。 恋をした瞬間の苦しいけど嫌じゃない感じとか、うんうん、わかる……!ってなってました」 「あれは、 リアルタイムで女の子たちが読んだら絶対楽しいですよね」 「『君に届け』とか『ストロボ・エッジ』を見ていると、王道の純愛系もまた人気が出た気がするんですけど、どうですか?」 「たしかに王道的ではあるんですが、やはり価値観はリニューアルされているというか。 恋愛を語ってはいるけれどそれ以外の要素が強くなった気がしますね」 「恋愛だけではない?」 「『君に届け』も、友情の要素がだいぶ厚くなっていますよね。 これは恋愛漫画というよりも友情マンガだと思ってます。 女同士の友情の描き方が本当に素晴らしい」 「少女マンガの人間関係に、厚みが必要になってきたんでしょうか」 「そうなんですよ。 復習として、ここでもう一度「少女マンガの簡易年表」を。 少女マンガと一口に言っても、各時代にそれぞれこんな特徴や傾向があったんですね。 作品を通して時代の背景が見えてくるのっておもしろいなあ……。 男性にもおすすめしたい少女マンガ ジモコロの読者は男性も多いということで、 男性でも読みやすくておすすめの少女マンガを教えてもらいました! 1:ガラスの仮面 『』美内すずえ 演劇の道にすべての情熱を賭けて生きる少女・北島マヤ。 幻の名作「紅天女 くれないてんにょ 」をめぐって、さまざまな人物とその思惑が交錯する演劇大河ロマン!! 「まずは『ガラスの仮面』ですね。 これはいつ誰が読んでもおもしろいです。 男性はまず少女マンガの絵に慣れるのが大変だと思うんですけど、ガラスの仮面は内容がおもしろいから絵が気にならなくなります 」 2:ポーの一族 『』萩尾望都 血とバラのエッセンス、そして愛する人間を仲間に加えながら、時を超えて生きるバンパネラ一族の大ロマン。 少女まんが史に残る歴史的名作。 「萩尾先生の『ポーの一族』もおすすめです。 少女マンガにおける手塚治虫と言っていいのではないでしょうか。 一昨年『』という続編が40年ぶりに出たんですよ。 女子で唯一、スラックスで通学する仁那が抱える秘密とは。 2018年7月より『りぼん』で連載中。 宝島社「このマンガがすごい!2020」オンナ編で第1位を獲得。 「最近かつ少女マンガの未来というと、これですね。 暴漢に切り付けられた少女が、その後、長かった髪を短く切り、男子の制服を着て高校に通うっていう、かなりシリアスなマンガです」 「おおお~~~~! これ好きです! 選ばれてうれしい!」 「これを『りぼん』で連載しているというのがすごい。 集英社はどちらかというと王道な作品を好む傾向にあるので、この連載が始まったときはびっくりしました 」 「僕は未読なんですが、どういう部分がすごいんでしょうか」 「少女マンガの王道というと、女子と男子の恋愛がメイン。 男性にも一回読んでみてほしい 」 「ちょっといいなと思う男性に貸してその反応を見れば…… 女性が男性の価値観を探るのにいいかもしれない 」 「そう! どういう価値観の男性なのかすぐわかる!! 」 「わかるのかよ。 つまりこのマンガを『良いよね』って言ったら、間違いなくモテるってこと? 」 「そうです 」 「断言するんだ。 じゃあ読みます 」 「 これが売れるかどうかが、今後の少女マンガには大きく影響してくると思いますね」 「2020年代の少女マンガ、さらに発展してほしいですね! では最後にお聞かせください。 今日はありがとうございました!」 最後に 傑作少女マンガのオンパレードでしたが、みなさんが愛読していた作品はありましたか? 少女マンガの歴史をたどっていくとその 時代背景が見えてきて、この変化は必然だったんだなあと感じました。 わたしもいつの間にかヒロインたちの年齢を越えてしまいましたが、大人になってから読むとまた違った見え方がしたりして。 ん~~やっぱり少女マンガって最高におもしろい!.

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岡副麻希、浅川梨奈オススメ少女マンガにキュンキュン

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白い約束 『海月姫』『偽装不倫』などの東村アキコの初期短編集。 大学生の絹子は、ひとめぼれした鳥羽くんのことが忘れられません。 ある日突然「好きだ」と言い残して夜逃げをしてしまった鳥羽くんをいつまでも待っている絹子ですが、友達には「忘れたほうがいい」と言われてしまい…。 他4作品収録。 現在の東村アキコとはちょっと異なる、ドタバタしない少女マンガ作品です。 あっさりでシンプルで素朴、なのに現在の作風も見え隠れするような物語。 さらに時おり泣かせに来るシーンもあり、明日へのエネルギーになってくれます。 疲れている時、優しい気持ちになりたい時にさらっと読める1冊。 かわいらしくもちょっと捻くれた女性の描き方が本当に魅力的。 ブルーバード ブルー 大人の恋愛初心者のためのピュアなラブストーリー。 主人公の蒼は「恋」がなんだかよくわからず、同期からも「恋愛断食女子」と言われています。 恋愛雑誌を読み漁り、恋愛番組を片っ端から録画する蒼。 ある日、友達だと思っていた佐伯から「異性同士の友情などありえない」と言われて…。 出版社勤務で恋愛に仕事に一生懸命な主人公を思わず応援したくなる作品です。 学生が主人公の少女マンガで「恋とは」といったテーマを取り扱ったものは多くありますが、この作品では主人公の同期である大人たちが「恋」についてのそれぞれの回答を提示してくれます。 自分をもっと知りたい、自分を好きになりたい大人にもおすすめの1冊。 東京タラレバ娘 アラサー独身女たちの笑えて泣ける人生物語。 20代は合コン三昧、理想の男や人生について「~たら」「~れば」と好き放題言っていた主人公ですが、あっという間にアラサーに。 主人公は結婚しなきゃと焦りますが、なぜか男性には相手にされなくて…。 鋭く、かつアラサーにとっては非常にキツい視点で女性の恋愛や結婚、人生について描いた傑作です。 アラサーに限らず「たられば」ばかりの大人にとっては劇薬のような物語なので、心当たりのある人にはぜひ読んでほしい作品。 「身近な人をネタにしている」という作者の言葉通り、痛々しくリアルな描写が心に刺さります。 巻末に収録されているアラサーの人生相談コーナーも秀逸。 切なくて泣ける恋愛マンガおすすめ5選 恋愛マンガはキュンとするためだけのものではありません!実は泣けるものも多いんです。 「とにかく切ない恋愛マンガを読んで泣きたい!」そんなあなたに、切なくて泣ける恋愛マンガを厳選しました。 ひるなかの流星 ド田舎女子高生のまっすぐな恋と友情の物語。 主人公のすずめは、親の転勤で東京の学校に転入することになります。 上京初日、右も左もわからないすずめが出会ったのは学校の担任の先生で…。 多くの少女マンガは恋をしたら猪突猛進、なにがあろうと一直線にその恋をかなえてしまいます。 しかし、この物語の主人公はそうではありません。 なにもわからなかったすずめが少しずつ大人になり、自分で考え、自分で結論を出していく成長の姿が切なく、ホロリとくる要素のひとつになっています。 ただ甘いだけでない、スパイスの効いた少女マンガです。 歴代人気!昔からの名作少女マンガおすすめ5選 名前は聞いたことがあるけど、なんだか今さら…という気持ちでちょっぴり手を出しにくいのが「名作」と呼ばれるマンガたち。 でも、名作と呼ばれるマンガはどれも古さを感じさせず、いつの時代も「やっぱりおもしろい!」と感じるものばかりなんです。 そこで、ここでは昔からずっと歴代ランキングに名を連ねる名作少女マンガをご紹介します。 君に届け どこまでもピュアで純情、王道ストーリーの傑作少女マンガ。 陰気な見た目で避けられがちな主人公・爽子は、誰にでも分け隔てなく接してくれる同級生・風早に憧れています。 夏休み前、肝試し大会でお化け役をやることになった爽子ですが…。 世間の「彼氏にしたいマンガキャラクター」ランキングで常に上位に君臨し続けている「風早くん」。 彼の魅力を堪能するだけでもじゅうぶんにおいしいマンガですが、風早に影響され少しずつ変わっていく爽子の眩しい成長も大きな作品の魅力です。 2人の豊かな表情、縮まる距離感、周りを固めるあたたかい友人たち、どれをとっても優しく心に響く描写ばかり。 とにかく王道なラブストーリーにキュンとしたい人におすすめ。 のだめカンタービレ 変人ばかりの音楽大学で繰り広げられるドタバタを描いたクラシック音楽コメディ。 やりたいことができずに大学でくすぶっていた主人公・千秋は酔っぱらって恋人に振られてしまいます。 自宅マンションの前で寝込んでいたところをもう一人の主人公・のだめに拾われてしまいますが、千秋は夜明けに美しいピアノの音色を耳にして…。 のだめと千秋のラブストーリーとしても、クラシック音楽マンガとしても、そして音楽を通して成長する人々のヒューマンドラマとしても楽しめる作品です。 ハチャメチャな展開と個性豊かなキャラクターのやりとりで、長編ですがテンポ良く読める物語。 クラシックにまったく興味のない人でもグイグイと読めてしまいます。 きっとお気に入りの1曲が見つかるはず。 少女革命ウテナ 少女マンガの枠を超えた、カルト的人気を誇るファンタジー。 主人公・ウテナは、初恋の王子様を探して鳳学園の中等部に転入します。 初恋の王子さまは、ウテナが幼い頃に指輪をくれた命の恩人。 しかし、学園の生徒会は「バラの刻印」という謎の掟に支配されていて…。 お伽話、決闘、同性愛や近親愛まで、およそ当時の少女マンガではありえなかった要素を扱った物語です。 どこか哲学的な雰囲気を持ち合わせており、意味もわからず読み進めているうちに、その独特な世界観から抜け出せなくなってしまいます。 全6巻で短すぎず、長すぎずのちょうど良い読み応えであることも魅力。 【番外編】少女マンガで人気の漫画家一覧 少女マンガを読みたいあなたにおすすめしたいのが「作家買い」。 絵、ストーリー、雰囲気、ひとつでも「好き」が見つかったマンガの作家であれば、きっと別の作品でも「好き」が見つかります。 そこで、ここでは有名で人気のあるタイトルを描いている人気作家をご紹介します。 まずは1冊、読んでみてください。

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岡副麻希、浅川梨奈オススメ少女マンガにキュンキュン(2020年2月25日)|BIGLOBEニュース

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こんにちは。 ライターのむらやまあきです。 みなさんは 少女マンガ、お好きですか? いつの時代も乙女の心をときめかせてきた胸キュンの世界……誰だって思い入れのある作品がありますよね。 わたしは中学生の頃、咲坂伊緒先生の『ストロボ・エッジ』が大好きで、単行本に透明なフィルムをかけて大切に保存していました。 先日、実家にあった少女マンガを何となく 年代順に読んでいたのですが、ふと思ったことがあるんです。 少女マンガは、 時代とともにどんな変化を遂げてきたのでしょうか? ということで、女子マンガ研究家として『マツコの知らない世界』にも出演した 小田真琴さんにお話を伺いました! 少女マンガの歴史 小田真琴|1977年生まれ。 女子マンガ研究家。 少女マンガとお菓子をこよなく愛する。 もっとも敬愛するマンガ家はくらもちふさこ先生。 むらやまあき|ヒロインが恋する男の子よりも、その親友が好き。 小学生時代は『なかよし』派。 好きな作品は『ハチミツとクローバー』『潔く柔く』 ギャラクシー|少女マンガの歴史を学びたいということで勝手についてきた。 好きな作品は『ベルサイユのばら』『BANANA FISH』『月の子』 ではさっそく、 少女マンガの歴史を、初心者でもわかるようにざっくりと教えて頂きましょう! 下図は今回お聞きした内容をもとに作成した1970~2000年代の簡単な年表です。 最後まで読んでくださいね! 1970年代|恋に憧れるドラマチックな作品群 「では少女マンガの歴史を年代順にお聞きしたいと思いますが、まずは1970年代あたりから教えていただけますか?」 「男性(少女マンガ初心者)でも大体の傾向がわかるように、ざっくりとお願いします」 「70年代ですと、まずはやはり池田理代子先生の『ベルサイユのばら』ですね。 それから、一条ゆかり先生の『砂の城』も外せません」 「『ベルばら』は、最後にフェルゼンが中庭に来てくれるところで、 コマの枠線が見えなくなるくらい泣きました。 時代的に、恋愛が手の届かない憧れとして描かれています」 「70年代の少女マンガは、登場人物は金髪、名前はカタカナで、大きくてキラキラした目から涙が絶えないイメージです」 「そうですね。 舞台設定も海外が多い。 当時の読者にとって、少女マンガは夢を見させてくれる装置だったんだと思います。 少女マンガの世界観がグッと日常に接近しました。 山岸凉子先生の『日出処の天子』なんて、聖徳太子がゲイで超能力者という設定だけで、もうおもしろいですよね」 「これまでの王道的な少女マンガと比較すると、かなり革命的な出来事だったんですね」 「革命的というと、数年前に映画化した『ホットロード』も、80年代ですよね? まさか少女マンガでヤンキーものが出るなんて思ってなかったから、驚きました」 「80年代当時の別冊マーガレットのなかでも中心的な作品でしたね。 ヤンキー(不良)全盛期で、多くの人がヤンキーに憧れてた時代です。 それを少女マンガに取り入れたのが大発明だったんですよね」 「ヤンキー全盛期ってすごい時代ですね。 『ベルばら』と比べたら世界観変わりすぎ……」 「80年代末には、後に大ヒットとなる『ちびまる子ちゃん』の連載もスタートします」 「現在までアニメが続く、国民的な作品ですね」 「少女マンガはもともと少年マンガと比べてギャグは多くなかったんです。 でも80年代のさくらももこ先生と岡田あーみん先生のギャグは、 普遍的な強さがあるものだったんですよ」 「その後、佐々木倫子先生の『動物のお医者さん』もヒットしました。 これらの共通点は 恋愛が最優先ではないことなんですよ。 ヒロインぽいキャラはいるけれど、誰とも恋仲にはならない。 恋愛がメインじゃなくてもメガヒットするというのが証明された」 「つい最近『BANANA FISH』がアニメになってましたけど、あれが80年代の少女マンガだと知らずに見ている人多そうですよね」 「わたし、まさにそれです。 完全に少年マンガだと思ってました」 「でもこれ、ちゃんと少女マンガなんですよね。 アッシュは 男性だけどヒロインなんですよ」 「わかります。 アッシュがデレるとキュンとするし、最後の手紙でミイラの一歩手前くらい泣いた」 「 なんにせよ、 この時代の少女マンガ……変化の波えげつないですね」 1990年代|強めヒロインが大活躍 「90年代でいうと『ママレード・ボーイ』とか『フルーツバスケット』が有名ですよね。 『花より男子』とか」 「『美少女戦士セーラームーン』もこの頃ですね。 受け身なだけでない、強い女性像がウケ始めたんです」 「たしかに! 『花より男子』のつくしも道明寺をぶん殴ってるし、セーラームーンもばりばり戦ってる」 「女性の社会進出が盛んになった頃ですかね」 「ですね。 男女雇用機会均等法の制定後、少しずつ時代が変わってきた。 感情移入させるテクニックが本当にすごい」 「わかります、登場人物の誰かしらに絶対感情移入してしまう」 「また、大学生から社会人までが地続きで描かれていたのがすごくよかったんですよね。 『大人も悩んでいる』というところを上手く見せてくれた。 リアルさとのバランスが見事でした」 「少女マンガってだいたい物語が学校で完結するイメージです」 「わたしが中学生の時に好きだった『ストロボ・エッジ』は、学校で起こることがほぼすべてなんですけど、とにかく心理描写がすごく上手かったんですよね。 恋をした瞬間の苦しいけど嫌じゃない感じとか、うんうん、わかる……!ってなってました」 「あれは、 リアルタイムで女の子たちが読んだら絶対楽しいですよね」 「『君に届け』とか『ストロボ・エッジ』を見ていると、王道の純愛系もまた人気が出た気がするんですけど、どうですか?」 「たしかに王道的ではあるんですが、やはり価値観はリニューアルされているというか。 恋愛を語ってはいるけれどそれ以外の要素が強くなった気がしますね」 「恋愛だけではない?」 「『君に届け』も、友情の要素がだいぶ厚くなっていますよね。 これは恋愛漫画というよりも友情マンガだと思ってます。 女同士の友情の描き方が本当に素晴らしい」 「少女マンガの人間関係に、厚みが必要になってきたんでしょうか」 「そうなんですよ。 復習として、ここでもう一度「少女マンガの簡易年表」を。 少女マンガと一口に言っても、各時代にそれぞれこんな特徴や傾向があったんですね。 作品を通して時代の背景が見えてくるのっておもしろいなあ……。 男性にもおすすめしたい少女マンガ ジモコロの読者は男性も多いということで、 男性でも読みやすくておすすめの少女マンガを教えてもらいました! 1:ガラスの仮面 『』美内すずえ 演劇の道にすべての情熱を賭けて生きる少女・北島マヤ。 幻の名作「紅天女 くれないてんにょ 」をめぐって、さまざまな人物とその思惑が交錯する演劇大河ロマン!! 「まずは『ガラスの仮面』ですね。 これはいつ誰が読んでもおもしろいです。 男性はまず少女マンガの絵に慣れるのが大変だと思うんですけど、ガラスの仮面は内容がおもしろいから絵が気にならなくなります 」 2:ポーの一族 『』萩尾望都 血とバラのエッセンス、そして愛する人間を仲間に加えながら、時を超えて生きるバンパネラ一族の大ロマン。 少女まんが史に残る歴史的名作。 「萩尾先生の『ポーの一族』もおすすめです。 少女マンガにおける手塚治虫と言っていいのではないでしょうか。 一昨年『』という続編が40年ぶりに出たんですよ。 女子で唯一、スラックスで通学する仁那が抱える秘密とは。 2018年7月より『りぼん』で連載中。 宝島社「このマンガがすごい!2020」オンナ編で第1位を獲得。 「最近かつ少女マンガの未来というと、これですね。 暴漢に切り付けられた少女が、その後、長かった髪を短く切り、男子の制服を着て高校に通うっていう、かなりシリアスなマンガです」 「おおお~~~~! これ好きです! 選ばれてうれしい!」 「これを『りぼん』で連載しているというのがすごい。 集英社はどちらかというと王道な作品を好む傾向にあるので、この連載が始まったときはびっくりしました 」 「僕は未読なんですが、どういう部分がすごいんでしょうか」 「少女マンガの王道というと、女子と男子の恋愛がメイン。 男性にも一回読んでみてほしい 」 「ちょっといいなと思う男性に貸してその反応を見れば…… 女性が男性の価値観を探るのにいいかもしれない 」 「そう! どういう価値観の男性なのかすぐわかる!! 」 「わかるのかよ。 つまりこのマンガを『良いよね』って言ったら、間違いなくモテるってこと? 」 「そうです 」 「断言するんだ。 じゃあ読みます 」 「 これが売れるかどうかが、今後の少女マンガには大きく影響してくると思いますね」 「2020年代の少女マンガ、さらに発展してほしいですね! では最後にお聞かせください。 今日はありがとうございました!」 最後に 傑作少女マンガのオンパレードでしたが、みなさんが愛読していた作品はありましたか? 少女マンガの歴史をたどっていくとその 時代背景が見えてきて、この変化は必然だったんだなあと感じました。 わたしもいつの間にかヒロインたちの年齢を越えてしまいましたが、大人になってから読むとまた違った見え方がしたりして。 ん~~やっぱり少女マンガって最高におもしろい!.

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