近鉄特急 ひのとり 停車駅。 近鉄特急ひのとり、速さ・安さと違う「魅力」は?

近鉄特急、乗車レポート(3) 名阪特急の新たな主役「ひのとり」レギュラー車両で近鉄名古屋駅へ

近鉄特急 ひのとり 停車駅

近鉄名阪特急ひのとりの概要 近鉄名阪特急「ひのとり」は2020年(令和2年)3月14日にデビューした近鉄の新型特急です。 アーバンライナーよりもさらに磨きのかかった鋭いスピード感あふれるデザインと、高級感あふれるメタリックレッドの塗色が特徴です。 「ひのとり」の愛称は、この先進的かつ高級感あふれる車体外観に加え、ゆったりした空間や上質なサービスを提供する車両のイメージを、翼を大きく広げて飛翔する「ひのとり」に合わせて命名されています。 エンブレムも近鉄の新たなシンボル特急として大きく羽ばたく「ひのとり」をイメージしています。 運行区間は主に大阪難波~近鉄名古屋間の速達型特急(停車駅が少ない特急)で運行されます。 (一部は大阪難波~近鉄奈良間の特急として運転) 現在のアーバンライナーを置き換えることになります。 ひのとりの車両と編成 使用車両 特急「ひのとり」は専用の80000系車両で運行されます。 深い艶感のあるメタリックレッドの塗色と鋭いスピード感ある先頭部は今までの近鉄車両にはない斬新さです。 先頭車プレミアム車両です。 窓が高い位置にあることがわかります。 プレミアム車両は床が高いハイデッカー構造と大きな窓で見晴らしのよい車両となるでしょう。 中間車はレギュラーカーです。 ひのとりの編成 「ひのとり」の編成はレギュラー車両、快適な3列シートと高い床で車窓も楽しめるプレミアム車両で構成されています。 ひのとりには6両編成と8両編成があります。 6両編成の割合が多いので、6両編成を基本に説明します。 先頭車の1号車、6号車(8両編成時は1号車、8号車)がプレミアム車両です。 中間車はすべてレギュラー車両になります。 (8両編成の場合もありますがその場合はレギュラーカーが2両増えます) 1~3、5,6号車(8両編成時には1~3,7,8号車)にはにロッカーが設けられます。 4号車(8両編成時は6号車)と増結車にはロッカーはありませんが荷物置き場が設置されます。 多目的トイレと車いす対応座席は4号車(8両編成は6号車)に設置されます。 全席禁煙ですが、3号車には喫煙室があります。 ひのとりの車内と設備 プレミアム車両 1号車、6号車(8両編成時は8号車)の両先頭車はプレミアム車両です。 後ろの車両と比べて、大型の窓が高い位置についています。 しまかぜのプレミアム車両と同様に開放的で車内からの見晴らしがとても良いでしょう。 床は車体と同じレッドで車内に質感と高級感を与えています。 窓が手すりの下まであり非常に大きい窓で開放感があります。 プレミアム車両には横揺れを提言するフルアクティブサスペンションが設置されています。 全席バックシェルシートで後部座席の方に気兼ねせずにリクライニングできます。 運転席がガラス張りで展望を楽しめる 先頭の運転席はガラス張りになっています。 運転席のすぐ後ろの座席を確保できれば、乗って座席にいながらこの迫力ある前面の展望を楽しむことができます。 「ひのとり」は前面に扉がなくガラス1枚なので、さらに迫力ある展望が期待できます。 プレミアムシートは日本最高峰の快適さ プレミアム車両の座席にはしまかぜと同じく電動のリクライニングやレッグレストがついています。 リズムマッサージはありませんが、ヒーターがついています。 プレミアムシートの前後感覚は130㎝あります。 島風のプレミアムシートの感覚は125㎝なのでしまかぜより広く、そして東北、北陸新幹線などの「グランクラス」が130㎝です。 日本最大級のゆとりを備えた座席です。 テーブルを出した状態です。 折り畳み式のテーブルと、窓側にはカップホルダーがあります。 これだけ間隔があると足を延ばしても余裕があります。 窓の横にはしまかぜにも設置されている伝統カーテンのスイッチがあります。 フルリクライニングした時の姿勢です。 バックシェルがついていて、リクライニング時は座面も前にスライドします。 かなりの角度で倒れるので、落ち着いたらすぐに眠りに誘われそうです。 ひじ掛けにあるコントロールパネルです。 リクライニング、レッグレストとヒーター、読書灯が操作できます。 ひじ掛けの下にはコンセントがあります。 方の上のほうに読書灯があります。 プレミアムシートには電動のカーテンスイッチが装備されています。 レギュラー車両 2号車から5号車(8両編成は2号車から7号車)はレギュラー車両です。 レギュラーカーの座席は通路を挟んで2列ずつの4列です。 レギュラーカーの内装は座席、床面ともグレーのさわやかな感じです。 ガラスの荷棚と大型窓でこちらも開放感があります。 レギュラー車両のシートもバックシェルで後ろの方も気になりません。 またレギュラーシートも座席の感覚は116㎝です。 これは新幹線のグリーン車に匹敵する広さです。 レギュラーシートにおいてもコンセントは全席に設置されています。 また、パソコンの作業にも便利な大型テーブルが設置されています。 車いす対応座席 車両端部のテーブル 車両端部座席には大型のテーブルが装備されています。 パソコンなど作業しやすい広さのテーブルです。 荷棚は大きな荷物も置ける設計となっています。 座席番号横のランプは座席予約の有無を示しています。 予約されているときは「緑」、空席の場合は「青」のランプが光ります。 お手洗い 1,6号車(8両編成は1,4,8号車)にお手洗いがあります。 4号車(8両編成は6号車)には多目的お手洗いがあります。 男性用お手洗い以外には温水洗浄便座、ベビーチェアを設置しています。 多目的お手洗いには加えて次の設備が設置されます。 ・着替えが可能なチェンジングボード ・ベビーベッド ・オストメイト対応設備 その他のお手洗いにも温水洗浄便座やベビーキープが設置されています。 洗面台は大理石風で落ち着いたデザインです。 おしぼりが数か所にセットされています。 おしぼりの袋のデザインが火の鳥が中央に入ったものとなり、赤を基調としたデザインに変更となっています。 喫煙室 ひのとりは全席禁煙です。 喫煙室は3号車に設置されています。 ロッカー 1~3、5,6号車(8両編成には1~3,7,8号車)にはエントランスににロッカーが設けられます。 ロッカーは大型の荷物も入れられるサイズです。 施錠方法は鍵で施錠するものとSuica、ICOCAなどのICカードで施錠するものがあります。 ロッカーのない車両には、車両の端部に荷物置き場が設置されています。 カフェスポットと自動販売機 1号車と6号車(8両編成は1号車と8号車)にはカフェスポットが設置されます。 挽きたての豆で作るコーヒーやお菓子などを販売します。 ココアや紅茶はコーヒーマシンの隣の自動販売機で販売しています。 お菓子の上段にココアや紅茶があります。 購入後、コーヒーマシンからお湯を注いで飲めます。 お菓子はSOYJOYなどがあります。 3号車には飲み物の自動販売機があります。 ベンチスペース 座席以外でくつろげるベンチスペースが設置されます。 2号車、5号車(8両編成は2号車、5号車、7号車)に設置されます。 カラーの案内液晶ディスプレイ 客室両端には2画面の大型液晶ディスプレイが設置されています。 停車駅案内や運行情報などを4か国語で提供します。 「ひのとり」で液晶ディスプレイに前面展望も映し出されるかはまだ確認しておりません。 停車駅の直前には、乗換案内やホームの案内も表示されます。 その他の設備 ・無料Wi-Fiの提供 ・全客室に空気清浄機「ナノイー」を設置 ・客室、デッキ、荷物置きスペースに防犯カメラを設置 ひのとりの運行路線、停車駅 名阪特急「ひのとり」は主に大阪難波~近鉄名古屋間の特急で運行されます。 大阪難波~近鉄奈良間の一部の特急でも運行されます。 「ひのとり」の停車駅は次の通りです。 停車駅は大阪難波、大阪上本町、鶴橋、生駒、学園前、大和西大寺、近鉄奈良です。 (平日) 大阪難波20:45発、22:20発 近鉄奈良発6:30発、21:30発 (土休日) 大阪難波20:35発 近鉄奈良8:13発 2020年度中には大阪難波駅、近鉄名古屋駅を主に毎時0分に発車する速達型の停車駅の少ない名阪特急をすべて「ひのとり」で運行する予定です。 名阪特急の時刻表は次のページをご覧ください。 現在の近鉄特急時刻表は、次の近鉄HPにリンクしているPDFファイル時刻表から確認できます。 ひのとりの車内販売 ひのとりでは車内販売は行われません。 カフェスポットや自動販売機が設置されるのでそちらを利用しましょう。 ひのとりの運賃・料金 「ひのとり」の運賃、料金は次の通りです。 (消費税改定後の運賃、料金です) プレミアム車両の運賃、料金表です。 レギュラー車両の運賃、料金表です。 主な区間の運賃、料金の合計額は次の通りです。 (消費税改定後の運賃、料金です) 大阪難波〜近鉄名古屋:レギュラー4,540円、プレミアム5,240円 大阪難波〜津:レギュラー3,260円、デラックス3,660円 大阪難波~大和八木:レギュラー1,260円、デラックス1,460円 近鉄名古屋~津:レギュラー2,040円、デラックス2,340円 近鉄名古屋~大和八木:レギュラー3,890円、デラックス4,490円 乗車キロ別の料金は次の通りです。 1~40キロ:特急料金520円、レギュラー特別料金100円、プレミアム特別料金300円 41~80キロ:特急料金920円、レギュラー特別料金100円、プレミアム特別料金400円 81~140キロ:特急料金1,340円、レギュラー特別料金200円、プレミアム特別料金600円 141~180キロ:特急料金1,640円、レギュラー特別料金200円、プレミアム特別料金800円 181キロ~:特急料金1,930円、レギュラー特別料金200円、プレミアム特別料金900円 その他の区間等も近鉄HPの下記ページで運賃・料金検索できます。 ひのとりの特急券の発売開始日、予約方法、空席照会 近鉄特急の予約は乗車1か月前の10時30分から近鉄主要駅の特急券窓口、主な旅行会社、インターネットで予約可能です。 1か月前なので8月20日に乗車の場合は7月20日の10時半から予約開始になります。 特急券は近鉄の主な駅や旅行会社でも販売されますが、インターネット予約が手軽で便利です。 インターネットでは空席照会も可能です。 シートマップも表示されるので希望の座席を確保することも可能です。 インターネットで予約して決済すれば、決済画面からスマホでチケットレス特急券を表示できます。 駅での受け取りは必要ありません。 チケットレス特急券でない場合は前日までに受け取りが必要です。 ひのとりのお得なきっぷや乗車方法 ひのとりの最もお得な乗車方法はチケットレスで乗車することです。 「名阪チケレス割」は「ひのとり」は対象外となっていますが、チケレス割では10%のポイントがもらえるので普段からよく利用する場合はお得になります。 10回乗車すると1回は無料で乗車できます。 詳しくは下記の近鉄HPのリンクをご覧ください。 7月12日まで!近鉄特急netポイント 7月12日まではチケットレス特急券を利用するとお得です。 1回乗車ごとに特急料金の最大50%がポイントバックされます。 ひのとりレギュラー料金、プレミアム料金などもポイントバックの対象に含まれます。 520円区間、920円区間は50%ポイントバック、1,340円区間以上は20%ポイントバックです。 期間中は何回乗車してもポイントバックされます。 (上限50,000ポイント) ポイントは翌月より利用できます。 主な区間のポイントバック額は次の通りです。 レギュラーカー プレミアムカー 主な区間 520円区間 620円 (310円バック) 820円 (410円バック) 大阪難波~大和八木 大阪難波~近鉄奈良 920円区間 1,020円 (510円バック) 1,320円 (660円バック) 近鉄名古屋~津 1,340円区間 1,540円 (308円バック) 1,940円 (388円バック) 大阪難波~津 大和八木~津 1,640円区間 1,840円 (368円バック) 2,440円 (488円バック) 大和八木~近鉄名古屋 1,930円区間 2,130円 (426円バック) 2,830円 (566円バック) 大阪難波~近鉄名古屋 ひのとりから乗り換えできる列車 大阪難波駅 近鉄奈良線、阪神直通快速急行 大阪上本町駅、鶴橋駅 近鉄大阪線急行 大和八木駅 近鉄奈良線、橿原線特急、近鉄奈良線、橿原線急行 津駅 特急「」、快速「」、 名古屋駅 JR新幹線、特急、快速等乗り換え 新幹線「」、「ひかり」、「こだま」 特急「」、特急「」、特急「」、 ひのとりの関連商品 「ひのとり」はプラレールが発売予定です。 またトミックスからNゲージ鉄道模型が発売されます。 まとめ 「ひのとり」は看板列車のアーバンライナーの後継列車だけあってかなり注目されていました。 斬新な外観と上質な座席とサービスを早く実車で体験したいものです。

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ひのとり近鉄特急値段や停車駅や所要時間は?|特ダネレポ!

近鉄特急 ひのとり 停車駅

愛称は「 ひのとり」。 開発の経緯 [ ] 開通後、利用客が低迷した近鉄名阪甲特急 は1980年代からの旧国鉄の相次ぐ運賃値上げによって、徐々にシェアを取り戻し、21000系(21020系)アーバンライナーは、名阪甲特急の最大のライバルであるJRとの運賃格差と、など大阪の地区へのアクセスの良さから一定の旅客確保維持に成功した。 しかし21000系の登場以来30年が経過、その間に東海道新幹線は、にによる速達列車である「のぞみ」の運用開始をはじめ、の・のによる乗り心地や車内サービスの向上、さらなる到達速度の短縮化によって近鉄に対するアドバンテージを高めていた。 ただし東海道新幹線、さらにはその先に登場するに対し、近鉄は速度面でこれ以上の大幅な向上は望めない。 そのため「名阪間2時間」という速度面のサービス向上は当初から考慮せず、その代わりにから、自社の乗客2,700名の他、他路線の利用者1,200名に対しても利用者アンケートを実施した。 その結果「座席を倒すときに後部座席の乗客を気にする」という意見が多かったことから、座席の後部を覆うバックシェルを全席に採用、また年々増加する外国人客に対するサービス向上策として、大型荷物スペースや、多言語での案内、さらにはWi-Fiの設置を決めていた。 また近鉄の他路線と比較し、名阪間の利用者は多岐に及び、観光・旅行が3割、イベント・コンサートが2割、出張・ビジネス2割、その他3割と、広範な顧客ニーズがあり、長距離であるため収益性も高い。 さらには名古屋からに行く若年層に名阪特急の利用者が多いことから、名古屋地区で「快適で安い」事をアピールして名阪特急の知名度向上を図っていた。 またの東京オリンピックを控え、訪日外国人客に近鉄沿線の観光地をアピールする狙いもあった。 そのような背景で開発した電車が本系列である。 なお「ひのとり」の愛称は、ゆったりとした空間や気品のある車両のイメージから名付けられている 80000系電車エンブレム コンセプトとサービス [ ] 開発のコンセプトは「くつろぎのアップグレード」。 プレミアムシート [ ] 21000系における「デラックスシート」に相当する「プレミアムシート」は、これまでの名古屋寄りの一両だけでなく、大阪・名古屋側の両端車の2両をプレミアムカーとしてハイデッカー構造とし、さらに前面展望を楽しめるようにするため、それぞれ運転席側の乗客用の乗降デッキを廃止している。 またプレミアムシートは3列と座席配置は21000系のデラックスシートと変わらないものの、シートピッチを21000系の1,050mmから1,300mmに拡大した。 また本革張りであり、これは、のグランクラスと同等である。 また座席リクライニング操作は全てリモコンで行う事ができ、さらにリクライニング、ヘッドレスト、レッグレストをそれぞれ単独で操作することができる。 バックシェルを備える関係から、リクライニングすると座面が前にせり出す構造となっている(この点は旧来の簡易リクライニングシートと類似するが、リクライニング機構は簡易式と異なる。 またLEDの読書灯の他、バックウォーマーも装備している。 ただしプレミアムシートを向かい合わせにした場合、レッグレストが干渉する。 プレミアムシートは2両ともM車でなく、Tc車となっており、走行音を低減するとともに、各シートの横揺れを抑えるサスペンションを装備している。 カーテンは縦スクリーンのフリーストップ式で電動。 スポットエアコンは開閉式で、乗客自ら開閉が可能である。 各席に21020系導入当時は見送られたコンセントが付属している(定格100V・0. 6A)。 レギュラーシート [ ] シートピッチは1,160mm。 これは近鉄の特急普通車のなかで最大で、かつ21000系のデラックスシート 1,050mm をも上回り、JR各社の新幹線や特急のグリーン車のシートピッチと同じ数値である。 シートはバックシェルシート。 リクライニングは手動式で、プレミアムシート同様バックシェルがある関係上リクライニングすると座面が前にせり出す構造となっている。 カーテンは縦スクリーンのフリーストップ式で手動。 前席下に高さ調節の可能なフットレストが装備されている。 各席にはひじ掛け収納式のテーブルの他、前席のバックシェルにも大型のテーブルが付随する(最前席は折り畳み式壁面テーブル)。 プレミアムシートと同じく各席にコンセントが付属している(定格100V・0. 6A)。 車内設備 [ ] UV・赤外線カットガラス 全車にUV・赤外線カットガラスを採用。 またプレミアムシート・レギュラーシートともに座席単位に窓が設置されており、窓枠で視界が遮られないように工夫されている。 前面窓下、前面窓、前面窓上、前側面(左右)、前照灯に製ガラスが使用されている。 無料ロッカー 車内の4箇所(6・8両編成とも同数)に無料の大型ロッカーが設置されている。 1箇所当たりのロッカー数は6で、うち4つは手持ちの交通系ICカードを鍵代わりに使用することができる。 交通系ICカードを持参していない場合は通常の鍵付きロッカーを使用する。 またロッカーではないが、4号車(8両編成の場合は6号車 の車椅子対応車両の名古屋寄りにも大型の荷物スペースが設けられている。 無料Wi-Fiサービス 全車両において無料のWi-Fiを利用できる。 使用の際には主要なSNSアカウント、あるいは任意のE-Mailアドレスの入力が必要だが、特にそれらに何らかのメッセージが送信される事はない。 Wi-Fiサービスはのサービスを利用しているため、トンネル内や山間部では利用できない事がある。 大型液晶ディスプレイ 22インチの大型ディスプレイが左右に2枚並べて各車端上部に設置されている。 各ディスプレイはそれぞれ単独で表示できるほか、2枚あわせて1枚の横長ディスプレイのように表示させることもできる。 主には次停車駅の案内を、日本語(漢字・ひらがな)、英語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)を表示しているが、近鉄の支線内で遅延やトラブルが発生している場合はその情報、沿線各地の天気、前面展望なども流れる。 駅到着時は、開閉するドアの方向ならびに、駅内の階段やエレベータ・エスカレータの位置を表示する。 サイレント・チケット 本系列では座席の発売状況が完全にコンピュータ管理となり、席ごとに発売済みの座席・区間は、座席番号横にLEDで表示される(緑:発売済、青:空き席)。 そのため、車内改札は省略されている。 防犯対策 車内の各所に防犯用のカメラが取り付けられているほか、常に車内を乗務員が巡回し、空いているトイレなども実際にドアを開けてチェックしている(名古屋-大阪間で3~4往復程度)。 カフェスポット ワゴンによる車内販売は行われないが、代わりに挽きたてのホットコーヒーが飲める自動販売機が両先頭車両(プレミアムカー)のデッキ部に用意されている。 価格は200円。 コンビニエンスストアにあるコーヒーマシンと同じ手順で、備え付けの紙コップを予め抽出口の下に置いて購入ボタンを押す方式。 なお、使用する紙コップは本系列用に専用にデザインされたものになっている。 コーヒーの自動販売機の横には、スナックと紅茶パウダー、ココアパウダーの自動販売機も設置されている。 コーヒーの自動販売機ではお湯も無料で提供しており、紅茶ないしホットココアを飲みたい場合はこのスナックの自動販売機で先にパウダーのパックを購入し、コーヒーと同じ手順で備え付けのカップにお湯を注いで飲むことになっている。 なお、カフェスポットには硬貨の持ち合わせがない場合に備え、千円札専用(100円硬貨10枚に両替)の両替機も設置されている。 自動販売機 3号車に設置されている。 千円札のみ紙幣も利用可能。 キャッシュレス決済には対応していないが、のに対応した自動販売機を使っているため、アプリを用意しておけば各種ポイントサービスのポイントが貯まる。 多目的トイレ・AED 4号車(8両編成の場合は6号車)に車椅子とオストメイトに対応した多目的トイレが設置されている。 トイレは温水洗浄式。 他にはベビーチェア、おむつ交換台、着替え台が装備されている。 なお多目的トイレの横にはAEDが設置されている。 その他トイレ 多目的トイレを含み、2両につき1箇所トイレが設置されている。 多目的トイレをのぞいて一箇所当たりのトイレ数は3つで、男子小便器、男女兼用、女性専用の構成となっている。 すべてのトイレに手すりがあり、個室トイレは温水洗浄式で、ベビーチェアが備えられている。 ベンチスペース 2号車と5号車(8両編成の場合は加えて7号車)に4~5人が座れるベンチスペースがあり、座席以外での飲食・会話などが楽しめる。 点字案内 最近新造・更改中の他の車両同様、各座席の肩部分に点字で座席番号が表示されている。 愛称の「ひのとり」は先進的でスピード感ある車体フォルム、深い艶感のあるメタリックレッドといった外観デザインに加え、ゆったりとした空間や上質なサービスを提供する気品ある車両のイメージを、翼を大きく広げて飛翔する「ひのとり」に重ね合わせて命名された。 ・の後継で、名阪甲特急を主とした運用の車両となっている なお、後述のとおり、間合い運用で阪奈特急にも使われる。 編成 [ ] 21000系ではオールM構成であったが、その増備車である21020系でMT比を1:1とし、大出力化と車両の軽量化の両方に成功したことから、本系列でも21020系のを踏襲している。 電動車にはパンタグラフがそれぞれ一基設けられている。 編成定員は6両編成は239名(プレミアム車両 42名・レギュラー車両 197名)、8両編成は327名(プレミアム車両 42名・レギュラー車両 285名)。 外観 [ ] 車体はメタリックレッドの3層塗装にクリア塗装を重ねた5層塗装で、プレミアムゴールドの帯とロゴマークを配する。 窓は紫外線・赤外線カットガラスを採用した大型とし、窓回りはアーバンライナーのオリジナル車を思わせるデザインの半透明ブラック塗装、妻面はピアノブラック仕上げとしている。 はと同様に格納式とされている。 車両デザインはGKインダストリアルデザイン、ロゴマークはGKグラフィックスが担当した。 以降の近鉄の特急車両では乗降扉はを採用していたが、本系列の乗降扉は一般的な引き戸となっている。 側面に貼られたロゴ 車内設備 [ ] 「 くつろぎのアップグレード」をコンセプトとし、シートを最大までリクライニングさせた範囲まで覆う「 バックシェル」を全席に採用することで、に起因するストレスを解消している。 また、大型テーブルや荷物フック、カップホルダーの設置や全席コンセント完備とするなど、主に座席周りの快適性を向上させている。 片道新幹線(近鉄京橿・京奈特急+新幹線)、片道近鉄特急(名阪特急)の利用や、約2時間という所要時間、新大阪駅・名古屋駅で寝過ごす心配がないことから、仮眠を目的とした利用も多く、名阪特急へ優先投入される特急車の設計にあたっては、(当時の)新幹線普通車よりも座席間隔を広くとるようにしてきたが、本系列においてはいっそう深度化させている。 行先や停車駅、運行情報などを多言語で提供する液晶ディスプレイを設置しているほか、ガラス製の荷棚や仕切扉を採用し、開放感あるデザインとしている。 全車空気清浄機を備え、無料Wi-Fiサービスが提供される。 客室・デッキ・大型荷物置き場には防犯カメラを設置している。 内装、シートのデザインもGKインダストリアルデザインが担当した。 先頭車両は プレミアム車両で、構造となっている。 また、横揺れを低減する電動式フルアクティブサスペンションが設置されている。 本革を使用した電動リクライニングシートが2+1列で並び、シートピッチは鉄道車両としては国内最大級の1300mmで、や国内線旅客機の同等となっている。 高さ・角度調整機能付きの大型ヘッドレストや、電動レッグレスト・シートヒーター・読書灯を備えるほか、窓カーテンも電動式となっている。 内装はベージュとダークウッドを基調とし、レッドとブラックのチェッカー柄のカーペット敷きとなっている。 天井のLED間接照明はフルカラー調色が可能となっており、名阪特急運用時の終着駅到着前には青色で点灯する。 デッキは大理石調のデザインで、挽きたてのレギュラーコーヒーや紅茶、お菓子などの購入が可能なカフェスポットや、大型荷物を収納できるロッカーが設けられている。 中間車両は レギュラー車両で、高さ調整機能付きのフットレストを備えたリクライニングシートが2+2列で配置される。 シートピッチは新幹線や特急車両のと同等の1160mmで、グレー・ナチュラルウッド・グレーウッドを基調とした内装となっている。 サ80300に車椅子対応席を設けている。 座席は全席禁煙としているが、モ80400に喫煙室を設けている。 モ80400には自動販売機を、モ80200、モ80400、モ80500にはロッカーを、モ80200、モ80500、モ80700には多目的に利用できるベンチスペースを、サ80300、モ80700、サ80800には荷物置きスペースを備える。 ク80100、ク80600、サ80800には男女共用および女性専用の温水洗浄便座付き洋式トイレが、サ80300には着替えが可能なチェンジングボード・ベビーベッド・オストメイト対応設備を備えた多目的トイレが設けられている。 また、上述の4形式には小便器を備えた男性専用トイレおよび洗面台が設けられている。 洗面台は女性社員のアイデアを取り入れ、通路から鏡に映る姿が見えない配置としている。 乗車には、特急料金のほかに、 ひのとり特別車両料金が必要となる。 プレミアム車両はしまかぜ()と、レギュラー車両はデラックスカー(2+1列配置・シートピッチ1050mm)と比較して安価に抑えられている。 ただし、「ひのとり」は「名阪チケレス割」の適用対象外となるため、割引を適用した場合の差額は名阪間利用を除きデラックスシートよりも「ひのとり」レギュラー車両の方が80~190円割高となる。 プレミアム車両デッキのカフェスポット 運用 [ ] 主に - 間の名阪甲特急と、大阪難波駅 - 間の阪奈特急で運用されている。 2020年度中に全11編成を導入して名阪甲特急を全て本形式で運行し、「アーバンライナー」は大阪難波・近鉄名古屋駅毎時30分発の名阪乙特急を中心とした運用となる予定である。 名阪特急に(汎用車以外の)新車が投入されるのは18年ぶりで、営業運転開始前には数多くのイベントが行われた。 2020年2月8日には有料試乗会、2月15日にはでお披露目会、2月16日にはで有料撮影会がそれぞれ開催された。 2月22日から3月1日にかけて予定されていた無料試乗会は、の拡大を受けて延期されることとなった。 2020年6月13日から1日あたり運行開始当初の6往復から平日10往復、土休日11往復に増便された。 また、新型コロナウイルスの影響で5月30日から運休している土休日の名阪甲特急3往復も運転再開し、阪奈特急についても、6月15日以降平日2往復、土休日1往復にする。 参考文献 [ ]• 「ベールを脱いだ"ひのとり"80000系電車」『とれいん』第46巻第1号、株式会社エリエイ プレス・アイゼンバーン、2020年1月、 6-11頁。 脚注 [ ] []• ツイート. より 2020年6月20日閲覧。 では停車駅の少ない速達型は「甲特急」、主要駅に停車するものは「乙特急」と呼ばれる。 近鉄時刻表2020年3月14日ダイヤ改正号。 P38• PDF プレスリリース , 近畿日本鉄道株式会社, 2019年8月30日 , 2020年7月4日閲覧。 PDF プレスリリース , 日本板硝子株式会社, 2020年2月28日 , 2020年6月13日閲覧。 『鉄道ピクトリアル』(第954号)2018年12月臨時増刊号、19 - 20頁、258頁• 『鉄道ファン』2020年6月号、P31、交友社、2020年。 2019年12月27日閲覧。 PDF プレスリリース , 近畿日本鉄道株式会社, 2018年1月11日 , 2019年8月31日閲覧。 - 近畿日本鉄道株式会社、2020年2月19日• PDF プレスリリース , 近畿日本鉄道株式会社, 2020年6月2日 , 2020年6月13日閲覧。 関連項目 [ ]• 外部リンク [ ]•

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「ひのとり」誕生で注目集まる「近鉄特急」その車両の魅力に迫る

近鉄特急 ひのとり 停車駅

近畿日本鉄道の新型名阪特急「ひのとり」が3月14日にデビュー。 6月13日から「ひのとり」を使用する列車が増え、名阪特急 大阪難波~近鉄名古屋間 で平日10往復・土休日11往復、阪奈特急 大阪難波~近鉄奈良間 で平日2往復、土休日1往復となった。 「ひのとり」の車両80000系はメタリックレッドの外観と豪華な内装で注目を集め、現在活躍中の6両編成に続き、今後は8両編成も導入される予定。 6両編成・8両編成ともに先頭車が「プレミアム車両」、中間車が「レギュラー車両」となり、「ひのとり」のコンセプト「くつろぎのアップグレード」にもとづき、全席でバックシェルを設置するなど、居住性の向上に力を入れた車両となっている。 往路は大阪難波駅10時0分発、近鉄名古屋行「ひのとり」10列車の「レギュラー車両」を予約した。 大阪難波駅には発車30分前の9時30分頃に着いたが、平日朝のラッシュが終わった時間帯ということもあり、また昨今の不要不急な外出自粛の流れもあってか、ホームはいつもと比べて閑散としていた。 9時45分、2番線ホームに「ひのとり」が入線。 スピード感あふれる車体フォルムとメタリックレッドの組み合わせが非常に目立つ。 10時0分、ほぼ定刻に大阪難波駅を発車すると、大阪市内の主要駅である大阪上本町駅、鶴橋駅の順に停車。 ビジネスマンらが多く乗車してきた。 レギュラーシートに座り、最初に驚いたのが座席の前後間隔の広さだった。 レギュラーシートの前後間隔は116cmとされ、東海道新幹線の普通車の座席よりも10cm以上広い。 足もとにゆとりがあり、フットレストも付いているため、普通車というよりグリーン車に近い感覚だった。 シートを倒してみると、バックシェルがあるおかげで後列の人を気にする必要もなく、じつに心地良い。 筆者自身、電車の車内でシートを倒しきったのは今回が初めてだった。 シートが倒れるだけでなく、連動して座面も動くため、腰に違和感もない。 乗車中、トイレに行くときに気づいたことだが、席を立つ際、倒したシートを元に戻す手間が省ける点も、バックシェルで覆われた座席のメリットといえるだろう。 シートの背面に設置された大型テーブルはノートパソコンを置けるサイズで、手前に引き出せるようになっているため、シートを倒した状態でもパソコンや書き仕事は十分に可能だろう。 缶コーヒーを置ける小テーブルも用意されている。 大阪難波~近鉄名古屋間の昼間時間帯における所要時間は2時間強。 到着まで、映画鑑賞などで楽しむのも良いだろう。 各座席とも肘掛けにコンセントが付いているので、パソコンやスマホ、タブレットのバッテリー残量を気にする必要もない。 実際、筆者が乗車中の車内でも、タブレットで映画を楽しんでいる乗客を見かけた。 バックシェル以外にも細かな配慮が行き届いており、これもレギュラーシートの特徴といえる。 青山町行の急行と接続しているせいか、大和八木駅から乗車する人は意外に多かった。 大和八木駅を発車すると、次の津駅まで途中駅には停まらない。 その間、「レギュラー車両」 2~5号車 の乗車率は5割程度といったところだった。 ビジネスマンの利用が目立つが、家族連れなど観光で利用する人たちもいた。 「ひのとり」には乗客をサポートするための新しい設備が備わっている。 一部車両において、デッキ部にロッカーと多目的で利用可能なベンチスペースが設置された。 ロッカーは鍵タイプとICカードタイプがあり、いずれも無料で利用できる。 ICカードタイプは「PiTaPa」「ICOCA」「Suica」などの主要な交通系ICカードが使え、カードをロッカー側にかざすと解錠され、ロッカーを開閉できる。 ロッカー側の反応は良好で、操作に関してとくに支障はなかった。 ベンチスペースには大型の窓が設置され、景色を楽しみながら一服できる。 その他、近鉄特急らしい車内設備として、3号車の喫煙室が挙げられる。 喫煙室は喫煙席の廃止に伴い設置されたが、大阪難波~鶴橋間や近鉄名古屋駅などの地下区間では利用できない。 11時20分頃、津駅到着を知らせる自動放送が流れ、「ひのとり」が通過する白子駅、近鉄四日市駅、桑名駅に停車する近鉄名古屋行の特急列車への乗換えが案内された。 この列車は五十鈴川駅始発で鳥羽線・山田線・名古屋線を経由し、津駅到着は「ひのとり」発車からわずか3分後。 こうした特急列車同士の接続は近鉄の「得意技」と言えよう。 津駅ではビジネスマンの乗降があったものの、多くの人が近鉄名古屋駅まで乗り通すようだった。 その後、11時43分に近鉄四日市駅を通過し、近鉄名古屋駅へ向けてラストスパートをかける。 12時6分、「ひのとり」は近鉄名古屋駅5番線ホームに到着した。 先頭車の周囲にはスマートフォンを持った利用者らが集まり、新型車両の姿を写真に収めていた。 しばらくすると、1988 昭和63 年デビューの21000系「アーバンライナー plus」がホームに入線したものの、この車両を撮ろうとする人はいなかった。 名阪特急の主役が完全に「ひのとり」になったことを実感した。 新田浩之.

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