マンチカン。 マンチカン

足長マンチカンがかわいい!短足さんとの違いとその魅力をご紹介

マンチカン

短足が可愛い猫!マンチカンをペットに 短足で歩く姿が可愛らしいマンチカン。 公認されているものだけで50種類はいると言われている の中でも、国内トップクラスの人気を誇ります。 今回はマンチカン誕生の歴史から、毛色や性格、飼う際に知っておきたい注意事項などを幅広くまとめました。 マンチカンの歴史 マンチカンの起源は諸説あり、イギリス(1944年)やソビエト連邦(1956年)において突然変異体として見つかった記録が残っています。 品種の直接的な原型は、1983年にアメリカ・ルイジアナ州でトレーラーの下に住んでいた、突然変異の短足猫とされています。 発見された短足猫は保護され「ブラックベリー」と名付けられ、珍しい体型をしているということから様々な研究の対象とされました。 結果的に短足は足に障害があったわけではなく、遺伝子の突然変異によって形が変わったものだということがわかりました。 それ以外の点に関しては"健康"と診断されたため、人間の手によって異なる品種との交配が進められ、血統猫にするための動きがなされていったのです。 ブラックベリーは通常の足の長さの短足猫と交配させられ、その子供の中には新たに短足猫が誕生します。 この頃、短足であるマンチカンを巡り多くの論争が引き起こりました。 内容は"珍しい形をしたマンチカンをどんどん繁殖させようとする人たち"と"マンチカンは遺伝的な異常を持つ猫だから繁殖させてはならないという人たち"の意見の衝突です。 そんな論争が巻き起こりながらも、遺伝学上は"健康"と認められていたマンチカンは、1995年にTICAより新種として認められ、徐々に飼育数が増えていくことになります。 TICA(The International Cat Association)とは、アメリカを本拠地とする世界最大の血統登録機関およびキャットショー公認機関です。 ちなみに、マンチカンの名前の由来は「オズの魔法使い」に登場する「munchkin(マンチキン)」(英語で小さい人・子供を意味する)に由来しています。 マンチカンの特徴 マンチカンといえば、上ばった大きな目と丸みのある耳がとっても愛らしいですが、最大の特徴はなんといっても である のように短い足です。 ぎゅっとつまったような極端に短い足で、特に前足が短いことが特徴的です。 しかし、マンチカンといえばすべて短足というわけではありません。 実は短足のマンチカンは全体の30%ほどで、残りは他の猫と比較した際に少し足が短い程度のものです。 マンチカンと同じように、体に変形のある猫の種類で有名なのが です。 全体の30%ほどの確率で耳が折れています。 少し話が脱線しましたが、マンチカンの短足には3種あり、足の長い順に スタンダード 、 スーパーショート 、 ラグハガー となっています。 足の長さが若干違うからといって、見た目以外に特徴の変化はありません。 また、通常の足の長さをしている他の猫の種類と比較しても、マンチカンは足が短いからといって運動能力が劣るわけではありません。 足が短いからこそ飛ぶ距離には制限がかかる場合もありますが、普通にジャンプや木登りもできるのです。 体型は筋肉質で引き締まったセミフォーリンに類されます。 セミフォーリンはやや小さめの細み体系ながらもずっしりと重みのある体が特徴で、顔は逆三角形です。 マンチカン以外に代表される品種としては、 、 、 、 などがあげられます。 マンチカンの性格 小人と言われるほど短い手足を持つマンチカンの性格は、とても人懐っこく社交的な性格の子が多いです。 明るく元気な甘えん坊で、茶目っ気のある仕草に癒されると注目を集めています。 社交的な性格であるということから、新しく出会った人に対しても優しく接してくれますし、先住猫がいたとしても喧嘩することなく生活することができます。 また、好奇心旺盛なので、家の中をあちこちと場所を探索しながら元気に動き回る姿が見られます。 で遊ぶことはもちろん、遊んでもらうことも大好きなので、心ゆくまでコミュニケーションを堪能することができます。 高いところに登ることも好きなので、 を用意して部屋の中でも高さを担保してあげることも大切です。 大人のマンチカンの性格は、聞き分けもよく賢い傾向があるため、「お留守番を上手にできる猫」と言われることもしばしば。 ただし、猫だけのお留守番は長くても一泊にしてあげてください。 留守番をさせる際も、たっぷりの 、水を数か所に置く、お風呂の水は抜いておく、夏は微弱の冷房、冬は暖房をかけるなど環境を整えて出かけるようにしましょう。 マンチカンは甘えん坊なので、お留守番のあとはたくさん甘えさせてあげてくださいね。 その他には臆病な性格も持ち合わせています。 飼い主に大きな声で怒られたりした場合、恐怖を感じてなつくことがあまりなくなってしまいます。 マンチカンとの信頼関係を築くためにも、怒るときは優しく感情的にならないようにしてあげることが大切です。 マンチカンの毛色 マンチカンは歴史上、さまざまな猫種と交配されてきたためにバリエーションが多く、毛色や長さ、頭や耳の形までと実に種類も豊富なところが魅力でもあります。 ここでは色柄系のマンチカンのいくつかを紹介します。 レッド系 クリーム系 キャリコ シルバー カメオ ブラック ホワイト ブルー マンチカンの値段 マンチカンの価格は血統書付きであるかどうか、生後からどれだけ経っているのかなどで相場が大きく変わり、その相場は4~45万円ほどです。 価格が高いマンチカンの条件は下記の通りです。 親猫がキャットショーのチャンピオンの血統書付きである• 人気の毛色である、クリーム色やレッド&ホワイト 成猫や中足・長足のマンチカンの場合は価格が安くなる傾向があります。 最近では、スコティッシュフォールドと交配させて生まれた耳の折れているマンチカンや、 と交配させて生まれた巻き耳のマンチカンなどが販売されているケースがあります。 そのような品種はTICAでは公認されていませんので、もしペットショップやブリーダーでいかにも血統猫かのように販売されていたら注意が必要です。 TICAはマンチカンを同種同士、または雑種との交配しか認めていません。 理由はマンチカンを他の純血種と交配させてしまうと、遺伝病の遺伝子を他の品種にまで与えてしまう恐れがあるためです。 そのことから、マンチカンを他の血統猫と交配させているペットショップやブリーダーは、あまり正常とは言えませんし、これからの猫ちゃんのことを真剣に考えているとは言い切れません。 大切な命を預かる場合は、その提供元のことをしっかりと事前に調べた上で検討するようにしましょう。 マンチカンの大きさ マンチカンは一般的な猫よりもかなり小さい種類の猫で、一般的には下記の通りです。 雄(オス) 3. 0kg~4. 5kg• 雌(メス) 2. 3kg~3. 6kg ただし、マンチカンは太りやすいので、こまめな運動を取らせたり、えさの量に気をつけてあげる必要があります。 マンチカンの寿命 マンチカンの平均寿命は11歳~13歳で、一般的な猫の平均寿命が15歳前後とされているため、短めの と言えます。 ただし、平均寿命を超え20歳まで生きたマンチカンも存在するようなので、普段からしっかりと体調管理等をしてあげることで、長く一緒に暮らすこともできるでしょう。 マンチカンの遊び 好奇心旺盛なマンチカンは、どんなおもちゃにも興味を示して遊んでくれます。 その一方で昼寝が多いという性質もあり、大人のマンチカンで1日15~16時間、赤ちゃんや年をとった時は20時間程寝るのだそう。 寝ていることが多いのは怠けているわけではないので、無理に起こしたりせずにそっとしておいてあげましょう。 マンチカンのしつけ マンチカンは賢いので、 をすればトイレなどもよく覚えてくれます。 ただ、基本的には臆病で用心深いので、怒鳴り続けるしつけは「敵」とみなされてしまいよくありません。 もそれをしないようにするのではなく、爪とぎおもちゃやダンボールを用意してあげるのが良いでしょう。 マンチカンの毛のお手入れ 短毛でも長毛でも、マンチカンは一年中抜け毛をしており、特に夏前に大量の抜け毛がおきます。 放っておくと家中が抜け毛だらけになってしまうので、ブラッシングやコーミングをしてあげるのが望ましいです。 短毛なら1日1回のブラッシング、長毛なら朝晩一回ずつのブラッシングとコーミングが理想です。 お風呂は体に負担がかかるため、基本的に入れる必要がありません。 どうしても必要な場合でも、半年に1回程度で十分でしょう。 マンチカンの病気 マンチカンは少し太り易い体質をしています。 ある程度運動できる環境を整えたり、日ごろから食事の管理をしっかりと行うようにしましょう。 また、脚が短い分、「脊椎間ヘルニア」になる可能性が他の種類の猫に比べて高いです。 脊椎間ヘルニアとは、背骨の間にあるクッションの役目を脊椎間がつぶれ、変形してしまった状態を表します。 足をひきずっておかしな歩き方をしていたり、急に運動をしなくなったときは、脊椎感や背骨に異常が起きているのかもしれません。 さらに、長毛のマンチカンの場合は「毛球症」にも気を付ける必要があります。 毛球症とは、毛づくろいのときに飲み込んだ体毛が消化器官内に溜まってしまう状態をいい、食欲不振や毛玉を吐くことができない、便秘などの症状が現れます。 この毛球症はブラッシングで防ぐことができるので、こまめにブラッシングをしてあげる必要があります。 マンチカンの基本データ 名称:マンチカン 英表記:Munchkin 原産国:アメリカ 誕生年: 1995年 公認団体:TICA 原種: 野良猫 特徴: 短足、くるみ形の目、丸みを帯びた耳 体型:セミフォーリン 性格:好奇心旺盛、人懐っこい、甘えん坊、賢い、臆病 毛種:短毛種、長毛種 毛色:レッド系、クリーム系、キャリコ、シルバー、カメオ、ブラック、トーティー、ダイリュートキャリコ、ホワイト、ブルー、ブラウンマッカレルタビー 値段: 4~45万円程度 大きさ:2. 3~4. 5kg 寿命:11~13歳 ブラッシングの頻度:1日1~2回程度 かかりやすい病気:肥満、脊椎間ヘルニア、毛球症 マンチカンは愛らしさもさることながら、好奇心たっぷりで活発な様子から元気をくれる猫ちゃんです。 新たな家族の一員として、是非マンチカンを検討してみてはいかがでしょうか。

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マンチカンの子猫たち

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短い足でちょこちょこ歩く姿が愛らしいマンチカンは大人気。 でも、実は足長のマンチカンもいるんです。 足長のマンチカンは短足のマンチカンとどう違うのでしょうか?比較しながら、足長マンチカンさんの魅力を語っていきます。 マンチカンの基本情報。 足長も短足も性格はかわらず人懐っこい 短い足で一所懸命歩く姿がかわいらしいマンチカン。 アニコム「猫の人気の品種ランキング2017」でマンチカンは第三位。 日本で大人気の品種です。 短足のマンチカンは、マンチカン全体の2割程度。 実は足長のマンチカンの方が多いんです! 1983年に足の短いねこがアメリカのトレーラーの下で発見されました。 この「ブラックベリー」と呼ばれるねこがマンチカンのはじまり。 マンチカンの語源は「小さい人」。 足が短く、愛らしい姿から名付けられました。 1995年、TICA The International Cat Association、国際猫協会 で新種として認定されました。 足は短いですが、健康上の問題はありません。 むしろ活発に動く方で、低い姿勢で走り回る様子は「猫のスポーツカー」とも呼ばれます。 マンチカンの種類• マンチカール・・アメリカンカールとのミックスで耳が外側にカールしている• ロングヘア・・・マンチカンの長毛種• メヌエット・・・ペルシャ、ヒマラヤンなどをミックス• ジェネッタ・・・ベンガルとのミックス、野性的なスポット柄がオシャレ• バンビーノ・・・無毛スフィンクスとのミックス マンチカンは他品種との交配が活発に行われていて、新しいマンチカンが生まれています。 それぞれ、生まれる仔猫の8割は足長さんなので、マンチカールの足長さんや、ロングヘアの足長さんなど、お好みの足長さんを選べるのが魅力ですね。 さらに短足のマンチカンは、その足の短さのレベルに応じて、3つに分類されます。 スタンダード・・・・一番足が長い• スーパーショート・・スタンダードとラグハガーの間• ラグハガー・・・・・一番足が短い マンチカンと言えば、この様に足の短さが特徴ですが、実は足長のマンチカンの方が多いんです。 マンチカンの性格• 好奇心旺盛• 人懐こい• やさしい• こわがり マンチカンは好奇心旺盛で遊ぶのが大好きです。 また人懐こいので、ねこちゃんといっぱいふれあいたい方にぴったりのねこちゃんです。 社交的でやさしいマンチカンの性格は多頭飼いにも適しています。 先住ねこさんの相棒を探していたら、マンチカンも候補にあげてみてくださいね。 また、やさしい反面、マンチカンは繊細でこわがりでもあるので、叱るときは強く叱らないことが大切。 この様な性格は、短足のマンチカンも足長のマンチカンも変わりありません。 足長マンチカンがかかりやすい病気 マンチカンの短足は病気でも障害でもありません。 ただ、足が短いという構造上の問題から腰に負担がかかりやすいと言われています。 肥満により負荷がかかると、更に腰に負担がかかり、椎間板ヘルニアになりやすくなります。 そのことから、短足のマンチカンは体重が増え過ぎないように、食事管理や運動量の調節をしてあげることが大切です。 足長のマンチカンは腰への負担が軽減されることから、短足のマンチカンより健康的で、食事や運動量の管理は楽になると言えるでしょう。 短足のマンチカンに比べ腰に負担がかかりにくい• 短足のマンチカンに比べ食事と運動の管理が楽• 値段が安い 足長のマンチカンはその構造上、短足のマンチカンより腰に負担がかかりにくいと言えるので、飼い主さんの体重管理や運動量管理を軽減できます。 かわいらしい性格は変わらず、より健康的で、お値段も短足さんの半分程度でおうちへ迎えることができます。

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マンチカンがかわいそうと言われる理由、歴史を解説! マンチカンは「猫界のダックスフント」と言われ、手足が短く小柄な見た目が特徴となります。 マンチカンの名前の由来は「オズの魔法使い」の小人である「マンチキン」から取られ「小さい子ども・小人」という意味があります。 大人になってもずっと手足が短く小柄見た目が可愛らしく、今ではペットとして飼われ、愛されているマンチカンですが、特徴である手足が短いことから「遺伝子疾患ではないか」と懸念され論争を巻き起こし「かわいそうな猫」と考える人もいました。 そんなマンチカンの歴史やどういったことが問題なのかを解説いたします。 マンチカンの歴史 マンチカンは最初に北アメリカで発見され、マンチカンの歴史が始まりました。 他の品種の猫と比べて歴史は浅くかわいそうな歴史がマンチカンにはあるのです。 マンチカンは遺伝子の突然変異により手足が短くなり遺伝子疾患や免疫力の弱さが懸念され「障害のある猫」だと猫の品種として認められず、なかなか世間にも浸透しませんでした。 古くからマンチカンのような手足の短い猫の存在は確認されていましたが「突然変異体」として認識されていました。 1944年にイギリスの獣医であるジョーンズ博士が「手足が短いが健康的な猫だ」と報告しました。 しかし突然変異により手足が短いと考えられ、第二次世界大戦以降には姿が見られなくなりました。 1953年頃、ロシアにも同じような手足の短い猫が発見され、1964年にはアメリカ、1970年にはニュージーランドと世界各地で発見されるようになりました。 そして、1983年にアメリカのルイジアナ州で当時音楽教師だったリンダという女性が、ブルドッグに追われてトラックの下に逃げた手足の短い野良猫を保護しました。 その保護された手足の短い猫がきっかけとなり、マンチカンの歴史が始まったと言われています。 リンダという女性は保護した野良猫に「ブラックベリー Blackberry 」という名前をつけました。 ブラックベリーは様々な研究に使われ、遺伝学上の検査結果としては障害はなく至って健康的な猫であることが確かめられました。 やがて、ブラックベリーは通常の手足の長さの猫との交配をし、ブラックベリーは妊娠し子猫が生まれました。 すると、ブラックベリーが産んだ子猫の半数以上が同様の手足が短い子猫だったのです。 このブラックベリーから生まれた手足の短い子猫のうち「トゥールーズ」という名前をつけられたオスの子猫がブリーダーに引き取られ、短足猫の繁殖が始まったのです。 近親交配による遺伝子疾患のリスクを減らすために交配相手は短足猫以外の猫が使われ、異種交配が行われました。 そして、手足が短い子猫たちを「オズの魔法使い」に登場する小人の名前にちなんで「マンチカン」と名付けられました。 育種されたマンチカンは、1991年にニューヨークで開催されたキャットショーで初めて展示されたのです。 この事により様々な論争を巻き起こす事となりました。 手足が短く小さいマンチカンの見た目に愛くるしく魅力を感じる人や、遺伝的な異常がある猫だという考えと意見が分かれました。 「障害もなく健康上問題が無いため、交配を積極的に肯定するべきだ」という意見と「突然変異は遺伝子に問題があり、免疫力が低いのではないか等の様々な問題を懸念し交配を公認するべきでない」という意見との衝突がありました。 この時のキャットショー以降「単なる突然変異だ」と結論付けられてしまいましたが、後にアメリカ各地で短足猫が発見され繁殖が続けられました。 しかし、近親交配のリスクが低下することで、猫の国際的な猫血統登録団体であるTICA ザ・インターナショナル・キャット・アソリエーション は1995年にスタンダードを作成しマンチカンを新しい品種と認定しました。 こういった過程があり、マンチカンが公認されるまでに10年以上掛かる事となりました。 しかしながら、TICAはマンチカン自身が突然変異のため、血の濃い純血種の猫との交配による遺伝子疾患の危険性を考え、マンチカンと他の純血種の猫との交配は認めていません。 マンチカン同士か、雑種猫との交配のみ認定しています。 TICA主催のキャットショーにマンチカンが出場するには「マンチカンの耳が立っていること」という条件があります。 折れ耳のスコティッシュフォールドなどの純血種の猫との交配を認めていないためです。 純血種のスコティッシュフォールドとマンチカンの交配で生まれた折れ耳のマンチカンなどはTICAでは公認されていないため、マンチカンとしての血統猫とは認めてもらうことができません。 また、遺伝学者や猫愛好家の間でも論理的見解が違い、国際的な猫血統登録団体であるCFA アメリカ ・GCCF イギリス ・FIFe フランス もマンチカンを猫の品種として公認していません。 マンチカンがなぜ短足なのかは原因がハッキリとされていませんが、最近の研究結果では「自然に発生した遺伝子の染色体突然変異によるもの」だと考えられています。 手足が短いことで障害だとされていましたが、障害ではなく、健康的で体の機能には問題が無いということが明らかにされています。 今後もマンチカンが新しい品種として公認されるのに時間が掛かりそうですが、マンチカンにはそのようなかわいそうな歴史があります。 短足ながらも活発に元気に動き、愛らしいマンチカンなのに、手足が他の猫の品種と比べ短いことから「かわいそうな猫」「障害のある猫」と言われてしまうのです。 短足、垂れ耳のマンチカンが生まれるメカニズムとは? なぜ、短足や垂れ耳のマンチカンが生まれるのか、短足や垂れ耳が生まれる確率などを解説いたします。 短足のマンチカンが生まれるメカニズム マンチカンは手足が短いのが特徴ですが、全てのマンチカンが短足というわけではありません。 短足のマンチカンが多いですが、足長のマンチカンも存在します。 足長といっても短足のマンチカンと比べて足が長いだけであって、他のアメリカンショートヘアなどの通常の品種の猫と同じ長さです。 意外にも、短足のマンチカンより足長のマンチカンの方が比率でいうと多くなります。 そのため、短足のマンチカンは希少価値が高く、ペットショップなどで販売される場合も短足のマンチカンは高く売られています。 短足同士のマンチカンを交配させることは遺伝子上タブーなのです。 また、短足と足長の中間の長さの中足のマンチカンも存在します。 上記でマンチカンの祖先にあたるブラックベリーが産んだ子猫も半数以上が短足でしたが、残りは通常の足の長さの子猫だったので、当時と変わらず現在も必ず短足のマンチカンが生まれるわけではありません。 短足のマンチカンが生まれる理由として原因はハッキリとされていませんが遺伝子の突然変異で「軟骨異形成」によると考えられています。 ちゃんとした交配から生まれたマンチカンであれば、短足でもそれ以外の体の機能は何も問題がないため、他の品種の猫と変わらず健康に生きることができます。 しかし、短足であると「椎間板ヘルニア」にかかる可能性がありますので、注意しなければいけません。 垂れ耳のマンチカンが生まれるメカニズム 垂れ耳が特徴であるスコティッシュフォールドなどの品種の猫は、遺伝疾患で耳の軟骨の奇形があり「骨軟骨異形成」という病気で、耳の軟骨が不完全に発達し垂れ耳となりました。 そのような垂れ耳の品種の猫とマンチカンが交配をした場合、垂れ耳のマンチカンが生まれると考えられています。 短足と同様で全てのマンチカンが垂れ耳ではなく、通常のマンチカンは耳が立っています。 スコティッシュフォールドなどの垂れ耳の品種の猫とマンチカンとの交配はTICAを含めどの団体にも公認されていないため、垂れ耳のマンチカンは雑種となります。 耳垂れのマンチカンでも健康上には問題はなく、他の品種の猫と変わらず健康に生きることができますが、骨軟骨異形成は生涯に渡って進化をし、耳以外の場所に骨軟骨異形成の症状が現れる可能性があります。 成長期である2歳頃までに骨や関節に異常が出る可能性が考えられます。 関節に発症するとコブができ関節を上手く曲げられなくなったり、神経を圧迫して痛みを感じるようになります。 鼻に症状が出た場合は鼻血がよく出るようになることがあります。 そういった症状がある場合はすぐに動物病院へ受診しましょう。 通常は成長期が終わると病気の進行も停止しますが、生涯に渡って進行する子もいます。 四肢や尾、背骨に症状が出ることが多く、痛みが出たりつらい症状になることがありますが、遺伝疾患の問題のため予防することは難しいとされています。 マンチカンがかかりやすい病気とは? マンチカンの歴史や手足が短い理由をご説明いたしましたが、マンチカンは遺伝子上の問題で短足や耳垂れになっていることから他にも病気をしやすいのではないかと思う人も多くいます。 しかし、マンチカンは健全な交配により生まれているのであれば、生まれつき病気になりやすかったり、寿命が短いわけではありません。 健全な交配により生まれ、整った環境で育てば健康に生きることができます。 手足が短い犬の品種のダックスフントのようなマンチカンが流行り、短足のマンチカンが希少なため、利益を得るために無理な交配をした悪徳ブリーダーもいます。 そのような健全でない交配で生まれたマンチカンであれば、遺伝的な病気や、体が弱いマンチカンになり、病気になりやすいマンチカンが増えたため、病弱なイメージがついてしまいました。 実際に、短足同士のマンチカンから生まれたマンチカンは寿命が短めと言われています。 健全な交配により生まれたマンチカンだからといって病気をしない訳ではありません。 一般的な他の品種の猫と同じように考えましょう。 品種問わず育つ環境や高齢などが原因で病気になる可能性はあります。 また、手足が短いため腰に負担が掛かりやすく、足を骨折しやすかったり、椎間板ヘルニアという病気にかかりやすいため、注意が必要です。 マンチカンがなりやすい病気や予防についてご説明いたします。 椎間板ヘルニア マンチカンは手足が短いのが特徴で、手足が短い姿が可愛らしく人気がありますが、その足の短さのせいで腰への負担が掛かってしまいます。 腰に負担が掛かることにより「椎間板ヘルニア」になりやすいと考えられています。 椎間板ヘルニアとは、背骨の間にあるクッションのような役割を持つ「椎間板」が変形してしまい、神経や髄液を圧迫する病気です。 肥満、老化、高い所からの落下などが原因で発症してしまうことが多く、老化の場合は予防できませんが、高い所からの落下や肥満は予防することができます。 手足が短いため身体を支えるのに負担がかかってしまうため、肥満にならないように運動や食事に気を付けてあげましょう。 高い所から着地した時の衝撃を抑えるために、フローリングでなくクッション性のあるカーペットなどを敷くなどして予防しましょう。 急に身体を動かさなくなったりいつもと動きが違ったり、痛がっているようであれば、椎間板ヘルニアの可能性がありますので、動物病院へ受診しましょう。 獣医に椎間板ヘルニアと診断をされた場合は、しっかりと椎間板ヘルニアの治療をしてあげましょう。 軽度の椎間板ヘルニアの場合は薬の投与で治療をすることができます。 重度の椎間板ヘルニアの場合は手術による治療となります。 椎間板ヘルニアの手術はヘルニア部分の切除や周辺の神経を圧迫している部分を切除する外科手術となります。 その他にも、レーザーなどの治療もあり、椎間板ヘルニアの病気の度合いによって治療が異なります。 外耳炎 垂れ耳の品種の猫との交配で生まれたマンチカンには耳垂れや折れ耳が多く、耳垂れや折れ耳の猫は外耳炎になりやすいと言われています。 外耳炎は様々な原因でなり、外耳炎にかからないように日頃から予防をすることが可能です。 主にマンチカンの外耳炎の原因は、耳掃除不足や、ダニ・アレルギーが多くあります。 他にも、耳に異物が混入したり、菌などの感染症が考えられます。 耳の中が汚れていると外耳炎になりやすく、垂れ耳・折れ耳は湿気がこもりやすく耳掃除がしにくいため、特にこまめに耳掃除をする必要があります。 外耳炎の治療は原因により治療法が異なります。 ダニが原因の場合は耳の中を綺麗に洗浄し、ダニを殺す薬を投与する治療を行います。 アレルギーが原因の場合は原因となるアレルギー物質を除去する治療になります。 菌などの感染による外耳炎の場合は原因菌を検査し殺菌する薬を投与する治療となります。 耳に異物が混入し外耳炎になった場合は、簡単に取り除けることができる耳垢や被毛などの汚れは除去する治療となります。 簡単に取り除くことができない腫瘍や異物は手術により取り除く治療となります。 耳掃除不足の場合は耳掃除をして清潔に保つようにします。 垂れ耳や折れ耳のマンチカンの場合は耳掃除がしにくいので、正しい耳掃除の仕方を獣医に指導を受けることをおすすめします。 耳掃除のやり過ぎや、無理にしてしまうと耳を傷をつけてしまう恐れもありますので、正しい耳のケアをしましょう。 変形性関節症 マンチカンが短足である原因はハッキリとしていませんが、「骨軟骨形成異常」という遺伝疾患が考えられており、骨軟骨形成異常は変形性関節症の悪化をする可能性があるとも言われています。 変形性関節症は関節に炎症が起きる病気です。 変形性関節症は「骨関節炎」とも言います。 これらは原因や治療は解明されておらず、遺伝疾患なので予防はできませんが、親猫がこの病気を持っているかどうかは確認することが大切です。 毛球症 マンチカンはその子によって毛の長さが異なります。 主に毛の長さが短い「短毛種」と毛の長さが長い「長毛種」のマンチカンがいますが、特に長毛種のマンチカンが毛球症に掛かりやすく、お腹の中に飲み込んだ毛が溜まることで毛球症という病気が発症します。 短毛種のマンチカンでも抜け毛が多く、過度なグルーミングをする場合は毛球症になってしまいます。 飲み込んだ毛が胃や腸に詰まってしまい、酷くなってしまうと腸閉塞という病気になる可能性があります。 腸閉塞は命に関わってしまう病気となりますので、便秘や嘔吐などの症状がある場合は、動物病院へ受診しましょう。 軽度の毛球症であれば「毛球除去剤」という薬を投与し、飲み込んだ毛を自然に排出するように促す治療となります。 毛球除去剤で排出できない場合は、手術による治療を行います。 手術による治療は、胃の中に毛が詰まっている場合は内視鏡や胃切開手術となります。 腸に毛が詰まっている場合は開腹切開手術となります。 身体のどの部分に毛が詰まっているかどうかで手術の方法が異なるため、レントゲンや超音波検査で毛が詰まっている場所を特定します。 マンチカンに限らず、猫は毛繕いをして身体を綺麗にしたり、猫同士グルーミングをして愛情表現をします。 そのような普段の生活で毛を飲み込んでしまうので、日頃からブラッシングをするなどして抜け毛を減らすように予防をしてあげましょう。 また、毛玉の排出を促すような食物繊維入りのキャットフードやおやつを与えること事により普段から毛玉のケアができます。 猫草なども毛玉のケアになるのでおすすめです。 おやつ感覚であげると猫も喜びますし、毛球症の対策にもなります。 漏斗胸 ろうときょう 漏斗胸とは生まれつき肋骨の一部がへこんでしまったり、変形してしまう病気で、予防をすることはできません。 漏斗胸が軽度の場合は特に治療をすることなく通常の生活を送ることができます。 しかし、重度の漏斗胸の場合は命に関わる可能性があります。 へこんだり変形した肋骨が心臓や肺、気管などの臓器を圧迫してしまい心機能が低下し、呼吸困難などの症状を起こす恐れがありますので、 生後3ヵ月までの子猫の場合は予防をすることができる可能性があります。 生後3ヵ月頃までの子猫の骨はとても柔らかく、変形を予防するために、肋骨を糸や針金で引っ張りギブスで固定する処置が可能です。 しかし、生後3ヵ月を過ぎた猫の場合は骨が固まっているためそういった処置が出来なくなるため、これからマンチカンを飼う予定や生後3ヵ月までのマンチカンを飼っている場合は一度検討し、動物病院へ相談をすることをおすすめします。 マンチカン独特のなりやすい病気を理解して、予防できることはしっかり予防をしてあげましょう。 他の品種の猫とは違う、短足や垂れ耳のマンチカンの見た目に魅了され、一般的にも馴染みのあるペットとして飼われようになりましたが、歴史が浅く、遺伝子疾患による短足・垂れ耳であるから健康面や繁殖に懸念し、品種として公認を見送る団体が多いのが実状です。 実際に短足や耳垂れは軟骨異形成という遺伝疾患で、生涯に渡り身体の他の箇所に発症するなどの危険性もあります。 短足や耳垂れが故にかかりやすい病気もあるので、予防をできることは予防をしてあげて、健全な交配をすることしか対策がありません。 今後もマンチカンの品種としての公認は様々な立場からの見解があり、問題が解決するには時間が掛かりそうですが、マンチカンの歴史やリスクを理解した上で予防できることは予防して、マンチカンが健康に生きていけるように飼育してあげてくださいね。 更新日:2019年1月22日 提供元:.

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