塩分 を とり すぎ たら。 妊娠中に塩分取りすぎたらどうなる?妊娠中毒症って何?

妊娠中に塩分取りすぎたらどうなる?妊娠中毒症って何?

塩分 を とり すぎ たら

こんにちは、ヨムーノ編集部です。 「塩分の摂りすぎ」って、なんとなく良くないことはわかっていても、そもそも1日の適正な摂取量を知っている方は少ないかもしれません。 毎日の食事を通して、摂りすぎに気づくことも難しいですよね。 塩分の過剰摂取は、日々の積み重ねによって、大きな病気の引き金になることも......。 塩分の摂りすぎが慢性化する前に、病気を防ぐ方法を知っておきたいものです。 今回は、医学博士の渡辺尚彦先生に、塩分の摂りすぎによって起こりやすい病気と、毎日の食生活で防ぐ方法について伺いました。 【監修者紹介】 渡辺尚彦[ワタナベヨシヒコ] 医学博士。 東京女子医科大学東医療センター元教授、愛知医科大学客員教授、早稲田大学客員教授、日本歯科大学臨床教授、聖光ヶ丘病院内科医師。 高血圧を中心とした循環器疾患が専門で、「ミスター血圧」として多数のメディアに登場。 1987年から自身の腕に血圧計を装着開始して以来、24時間365日、血圧を測定し続ける。 塩分を摂りすぎると、まず何が起こるの? 塩分を多量に摂取して血液中の塩分が増えると、体内の浸透圧を一定に保つため、血液に多量の水分が取り込まれます。 その結果、血液量が増えて血管の壁を圧迫するために、血圧が上昇してしまいます。 ? 塩分の摂りすぎが一時的なものなら、時間がたてば血圧も自然にもとに戻ります。 でも、塩分の過剰摂取が習慣になると、高血圧の状態が長く続くことになり、血管壁の内側がずっとダメージを受け続けてしまいます。 その結果、血管壁がもろく壊れやすくなったり、攻撃され続けて柔軟さが失われ、硬くなったりします。 この状態が「動脈硬化」。 動脈硬化は、死に至る重大な病気の引き金にもなるのです。 今回は、こうした、「塩分の摂りすぎ」が慢性化して起こる可能性のある病気の、主なものをご紹介します。 塩分の摂りすぎによって起こりやすい病気と傾向• 血圧上昇・高血圧 塩分の摂りすぎで筆頭にあがる症状が、まずは高血圧。 厚生労働省が3年ごとに発表する「患者調査の概況」の最新版(2017年)によると、「高血圧性疾患」の患者数は全国で993万7,000人にものぼっています。 動脈硬化 塩分の摂り過ぎによる高血圧が続くと、動脈硬化が起こりやすくなります。 動脈硬化とは、動脈の壁が厚くなったり、硬くなったりして血管のはたらきが悪くなっている状態を指します。 これ自体は病気ではありません。 でも、そこに血圧の高い状態が続くと、血管の内側が傷つけられ、コレステロールが沈着したり、血の塊(血栓)ができることがあります。 それが原因で血管がつまり、急性心筋梗塞などの発作を引き起こすこともあります。 脳卒中 高血圧による血管トラブルが脳で起こると、脳卒中になる恐れも。 脳卒中には、2つあります。 一つは、脳の血管がつまり、ブドウ糖や酸素が行き渡らなくなり、脳の細胞が死んでしまう「脳梗塞」。 そして、脳の血管が破れてしまう「頭蓋内出血」です。 どちらも非常に危険な病気で、重い障害が残ったり、死に至ったりすることも少なくありません。 心不全 高血圧が原因で心臓への血行に負荷が加わり続けると、心臓の筋肉が次第に繊維に置き換わって厚みが増し、固くなります。 すると、心臓から十分な血液を送り出せなくなるため、体に必要な酸素や栄養が不足します。 その結果、息切れやむくみが症状として現れ、生命を縮めてしまうこともある病気です。 腎臓病 腎臓は、体内の塩分や老廃物をろ過して尿を作り、塩分を排出している重要な器官。 塩分を多く摂り続けると、常に多量の水分を欲するようになるため、腎臓に大きな負荷がかかり続けます。 その結果、腎臓のはたらきが低下する慢性腎臓病になり、塩分を排出する機能が衰えて体内に塩分がたまりやすくなるという悪循環に。 悪化すると、一生にわたって人工透析が必要な腎不全になることもあります。 骨粗しょう症 尿から排出される塩分(ナトリウム)の一部は、カルシウムに置き換わります。 そのため、尿の量が増えると尿中のカルシウム量も増えることになり、骨の原料となるカルシウムが不足して、骨粗しょう症になりやすくなります。 尿路結石 頻尿によって増えすぎた尿中のカルシウムが固まり、結石ができやすくなります。 胃がん 国立がん研究センターが10年間、4地域にわたって約3万9,000人を対象に行った生活習慣の追跡調査「ニッポンデータ80」によると、食塩摂取量が多い地域は、胃がんの罹患者も多いという現象が明らかになりました。 その理由はまだ解明されていませんが、胃潰瘍や胃がんの原因になるピロリ菌という細菌が、塩分が多い環境で繁殖しやすいのではと推測されています。 胃がんの罹患背景には、ピロリ菌ももちろんですが、塩分の摂りすぎという後天的な生活習慣が大きく関係しているのです。 渡辺先生によると、減塩をしたら胃が丈夫になった患者も多いと言います。 塩分の摂取量は、胃の状態に密接に関連しているのです。 塩分の摂りすぎによる病気を防ぐために 塩分の摂りすぎが、重大な病気の温床であることがお分かりいただけたでしょう。 しかし裏返すと、塩分摂取量をコントロールすることができれば、こうした病気のリスクを確実に減らすことができる、ということでもあります。 まずは塩分を減らすことが基本。 同時に、塩分を排出するはたらきのある栄養素、たとえば「カリウム」を積極的に摂ることも大切です。 カリウムは、血圧を抑える効果があるミネラルです。 レタス、芋類などは食べやすく、暮らしに取り入れやすいでしょう。 また、「お酢を1日約15ml、毎日継続して摂ることで、高めの血圧を下げることができる」ということが実験で実証されています。 これはお酢を飲むと、アデノシンという血管を広げる物質の分泌が促されるため。 「(醤油の)かけごと禁止」で、味覚を変えよう! 渡辺先生がおすすめする減塩成功法のひとつに、「かけごと禁止」があります。 「醤油のかけ方」を変えるだけでも、大きな減塩効果が得られます。 塩分の強い醤油だと、大さじ2杯で、高血圧学会が推奨する1日6gの塩分量に達してしまうのです。 渡辺先生によれば、醤油で味付けされた汁を飲まないことはもちろん、「料理に直接、醤油をかけない」習慣をつけることが重要なのだそう。 醤油は必ず小皿に少量を取り、食材に「つけて」食べるクセをつけましょう。 塩分量が減らせるだけでなく、ワンアクションが加わるため、ドカ食いも防ぐことができます。 さらに、より食材の味が分かるようになり、おいしく感じられます。 つまり一石三鳥の効果があるのです。 まとめ いかがでしたか? 塩分の摂りすぎによって、必ずしも全員の血圧が上昇するわけではありません。 病気の原因には、その人の食品感受性(体質)や遺伝に加えて、塩分を摂りすぎた生活習慣が大きな割合(約9割)を占めています。 特に、私たちの「家庭の味」は、食文化の広がりによって多様化し、多くの調味料が使われています。 大切な家族が、塩分の摂りすぎによる病気を防ぐことができるよう、料理にもいっそう気をつかいたいですね。

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塩分を取りすぎた時の対処法 塩分過多の症状と適正な摂取量は?

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小さじ1杯(2g)に含まれる食塩相当量 白胡椒 0. 0002g 黒胡椒 0. 0033g テーブル胡椒 0. 0017g 柚子胡椒 0. 5029g 厚生労働省が定めている「日本人の食事摂取基準」によると、食塩相当量の目標量は 成人男性が8g未満、成人女性が7g未満になっていますので、 胡椒だけで塩分の取りすぎになることはほとんどないと考えられます。 また市販されているテーブル胡椒には、胡椒と塩を合わせたものがあり、塩を振ってから更に味付きの塩胡椒をひとふりすると塩分が増してしまいますから、加減に注意してくださいね。 小さじ1杯という単位では分かりましたが、 ひと振りでどのくらいの胡椒がかかっているのかが気になるところ。 パパパっ!と気軽にかけた胡椒は、いったい何グラム相当なんでしょうか? 胡椒のひと振りは何gあるの? 胡椒のひと振りは 0. 05gくらいと言われています。 料理に胡椒を振る時、大抵の人は2~3回振るくらいだと思いますが、ふた振りしても0. 1gです。 ミル挽きの胡椒の場合も、粉で売っている胡椒をひと振り~ふた振りしたぐらいの量が一度に出ますから同程度です。 白胡椒を2回振って0. 1gとした場合のナトリウム含有量は0. 004mgなので、食塩相当量に換算すると0. 000001g…大した量ではないのですね(笑) だからと言って、たくさん振りかけるのはやめましょう。 1gとした場合は食塩相当量が0. 07gになり、塩分が多めになってしまいます。 胡椒は辛味をつけることで 風味を増して料理に特徴を持たせ、砂糖や塩を控えた料理の 味の不足を補う存在です。 料理の引き立て役として、 ほどほどにしておく方が食欲をそそるものだと思いますよ。 胡椒の摂りすぎで高血圧になるって本当? 香辛料の摂り過ぎは高血圧になるという話を耳にした方も多いかもしれませんね。 ですが、それは 誤解です。 胡椒そのものが血圧を上げるわけではありませんし、先にお話しした通り、胡椒は常識的な使用量であれば塩分も気にするほどではありません。 そのため「高血圧予防のために塩分制限をして胡椒などの香辛料を活用する」という方法は、塩を控えたために物足りなく感じる味付けにメリハリがつき、美味しく減塩を続けられるのです。 とはいえ、これはどんな調味料にも言えることですが、 かけすぎは良くありません。 胡椒をたっぷりとかけて味をごまかすばかりでなく、自分の味覚が薄味に慣れるようにしましょう。 いきなり目標値まで塩を減らすと味が薄くて美味しく感じないと思いますが、少しずつ塩の量を減らして味に慣れていけばいいのです。 WHO世界保険機関による1日の塩分量の目標値は5gですが、今までの半分に減らすのは調理も大変ですし、味付けも物足りなくなってストレスが溜まりそうですよね。 いきなりこの数字を目指すのではなく、 徐々に控えるのが賢明でしょう。 胡椒に含まれる塩分は常識的な使用量であれば気にする必要はありませんし、上手に活用してくださいね。 調理の途中で入れすぎた場合 スープの味付けで胡椒を入れすぎた場合には、鍋底に胡椒が沈殿した頃を見計らって 玉子の白身を入れて混ぜずに煮れば、白身と一緒に固まるので上手に取り除けます。 他にも無塩バターやクリームを足すと味もまろやかになるし、 脂肪分には辛さを抑制する働きがあるのでおすすめです。 食べる直前にかけすぎた場合 ラーメンなどにかけすぎた場合、見える部分はできるだけ上手にすくって取り除くようにしてください。 うまく取り除けないので仕方なく食べるという場合は、辛みを抑えるために 牛乳を飲みながら食べるのも良いでしょう。 トマトやきゅうりなどを食べて体内に水分を補うようにすれば、少しは身体の火照りが緩和されるのでこちらもおすすめです。 上手に胡椒を使って、減塩や冷え防止に! 塩分や血圧の話が続くと、胡椒に対して身体に悪いイメージがついてしまったかもしれませんが、そんなことはないですよ。 むしろいろいろと嬉しい効能も期待できるんです。 胡椒にはあの独特の辛味と風味をもたらす、 ピペリンという成分が含まれています。 ピペリンを体内に取り込むと、身体の内部で熱の発生が促進され血流の循環が良くなり、より多くの栄養素を運ぶことが可能になるんです。 エネルギーの燃焼と体の代謝が促進される状態になるので、ダイエット中には嬉しいですね。 ただし早く痩せたいからといって、胡椒をかけすぎないようにしましょう。 また胃腸が弱っている時にピペリンを多く含むブラックペッパーを適量に摂取すると、身体を温める効果で 消化不良や 食欲不振といった胃腸の不調を解消してくれる可能性があります。 かけすぎると弱った胃には刺激が強すぎてしまいそうなので、控えめに。 味噌汁に生姜を入れる感じで洋風のスープにブラックペッパーを入れれば、外食でも冷え防止の習慣が続けやすくなりますね。 この他に胡椒に含まれる成分の中には カリウムもあります。 カリウムには 体内の塩分排出を促進する効果があるので、血圧が高い人などは積極的に摂取したい成分です。 塩やソースを減らした減塩メニューは薄味なので味気なく感じ、食事をしても満足感を得られないことも多いですよね。 胡椒の辛味や香りは、そういう味気なさを補ってくれます。 毎日の料理に上手に取り入れて、減塩や冷え防止の健康習慣を身につけたいですね。 まとめ 胡椒に含まれている塩分について調査した結果をまとめます。 胡椒にも ナトリウムが含まれている• 白胡椒よりも 黒胡椒のナトリウム含有量が多い• 胡椒に含まれる 食塩相当量はさほど多くない• 胡椒のかけすぎで 塩分の取りすぎになる心配はない• 胃腸が弱っている時は 刺激が強いのでかけすぎに注意 胡椒をきかせるとピリッとした辛さが料理のアクセントとなり、食が進みますよね。 ビールとの相性もいいので、お酒のおつまみを作る時には特に多めにかけていました。 どんなものでも、過度に摂取すれば身体に毒というものです。 胡椒に限らず刺激の強い香辛料を過剰に摂取し続けると、食道の粘膜が慢性的に傷つけられます。 そこから病気にもなりかねませんし、過度な刺激は胃腸にも負担になりますから、 料理の本来の味を邪魔しない適度な使用量を心がけましょうね。 【不要な外出を減らす食材宅配サービス】 新型コロナウイルスによる外出自粛は緩和されつつありますが、第2波を警戒する状況は現在も続いています。 外出自粛の期間中、 食材の宅配サービスを利用する人が急激に増えており、当サイトで紹介していた Oisix オイシックス のお試しセット等の新規受付は 一時休止している状況です。 そこで、類似の人気サービスを改めて調べてみました。 食材の宅配サービスが良いのは、 ・スーパー等に行くのを避けられる ・カートや買い物かごの接触を避けられる ・レジに並ぶ時など人に近づくことを回避 ・宅配される食材そのものが安全である ・ 無農薬野菜や厳選食材を入手できる 供給量の限界もありますので、100%安心できませんが、外出自粛が強まったときの準備にもなります。 今求められているサービスと感じ、今回2つ紹介させていただきます。

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塩分をとりすぎると、のどが渇いたり、血圧が上がる理由を解説します【個人差あり】

塩分 を とり すぎ たら

もくじ• 妊娠中に塩分をとりすぎるとどうなる? 妊娠中の塩分量は 約8~10gほどで抑えるのが一般的です。 普段普通に食べているお味噌汁や、焼き魚を食べてしまうとすぐに超えてしまいます。 もし、血圧が高くなると赤ちゃんに栄養が届きにくくなり、成長を遅らせてしまうことになります。 妊娠中の ファーストフード、レトルト食品、スナック菓子には多く塩分が含まれているのでできるだけ控えるようにしましょう。 また、押さえても形が戻らなくなったり、指輪が抜けなくなるほどの むくみも症状の一つとして現れます。 症状が長く続かなければ心配はいりません。 入浴をしたり、マッサージをしたりしてむくみをとりましょう。 妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)とは? 高血圧やむくみ、尿たんぱくの中で1つ以上当てはまり、妊娠前の症状のことを 妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)と言います。 しかしながら今現在は妊娠高血圧症候群に改名され、症状の むくみは項目から外されています。 むくみは妊娠高血圧症候群でなくても起こることがあり、むくんだらすぐ妊娠中毒症を疑うことが間違いであるためです。 いくら食事などを気を付けていても妊娠高血圧症候群にかかってしまう人もいます。 中には 胎盤機能不全から妊娠高血圧症候群にかかってしまった方もいるようです。 妊娠高血圧症候群にかかると、入院・食事制限となります。 また、尿たんぱくが続く場合は産後も食事制限が必要になります。 妊娠高血圧症候群は過去にかかったことのある人や 糖尿病などの病気を持っている人、 高齢初産・若年出産などに当てはまる人がかかりやすいといわれています。 突然症状がでて悪化したりする場合もありますので、気を付けましょう。 後遺症が残ったり、帝王切開になる可能性もあります。 塩分をとりすぎないためには? 上記のことから、妊娠中は塩分の少ないものを食べるように心がけたいところです。 塩分をとりすぎないために気を付けることは ・麺類の汁は残す ・ポン酢やドレッシングなど塩分の少ないもので味付けする ・味噌汁と漬物は一日一回まで ・しょうゆやソースはかけずにつける ・カリウムの多く含んだ食材を選ぶ (ホウレンソウ、ピーマン、ニンジン、白菜、きのこ類、アボカド、納豆など) などが挙げられます。 もし、塩分をとりすぎてしまったなと感じたら 水分を多めに取りましょう。 水分を摂取することで、血中の塩分濃度を下げてくれます。 編集後記 わたしも一度だけ検診で血圧が高いといわれたことがあります。 その時は 塩分抑えてと言われ、次の検診では戻っていました。 血圧が高くてもすべてが妊娠高血圧症候群にかかるわけではありませんが、血圧が高いと言われれば疑ってしまいますよね。 私の場合、無性に ポテトチップスが食べたくなってしまったことが原因だと思います。 できる限り塩分の多いものは避け、あっさりしたものを食べるのが一番です。 私のようにポテトチップスが無性に食べたくなっている人もいると思いますが、妊娠高血圧症候群は危険です。 今すぐ我慢して塩分量を守ってみませんか? 毎日の食生活に気を付けて妊娠高血圧症候群を予防しましょう。

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