モンスーン 型 低 気圧。 2

台風とハリケーンとモンスーンの違いは?それぞれの対策について|VIDEO NOTE

モンスーン 型 低 気圧

主に、500hPa高度を用いて作られる。 東西指数、極渦指数をはじめ、亜熱帯指数、沖縄高度指数、オホーツク海高気圧指数、小笠原高気圧指数、中緯度高度指数、東方海上高度指数、西谷指数などがある。 日本付近には南西の気流が流入しやすくなる。 日本付近には北西の気流が流入しやすくなる。 日本を大きく北と西とに分けて北が平年より高く、西が平年より低い状態をいう。 冬期に暖冬に関連して用いる。 備考 「北冷西暑」など、暖(暑)、冷、並を組み合わせて用いる。 ただし、「暑」は西が平年より高い場合のみ。 全国一様のときは、全国高温または全国低温などと表現する。 日本を大きく北と西とに分けて北が平年より低く、西が平年より高い状態をいう。 夏期に着目される。 備考 季節予報では、北半球全体と緯度帯別に帯状平均した300hPa面と850hPa面間の層厚換算温度を算出しており、おおよそ対流圏の平均気温とみなすことができる。 偏西風 極を中心にして西から東に向かって吹く地球規模の帯状風。 備考 平均的には、赤道付近と極地方の下層部を除く対流圏は偏西風域である。 偏東風 東から西に向かってほぼ定常的に吹く地球規模の帯状風。 規模の大きなものでは、圏界面付近で風速が最大になり、中緯度帯に沿ってほぼ地球を一周するジェット気流があり、逆に規模の小さなものでは、集中豪雨時に大気下層の 700~850hPa付近によく出現する下層ジェットがある。 備考 北半球では、緯度30度付近にある亜熱帯ジェット気流と、その北側の中緯度帯にあり、寒帯前線をともなう寒帯前線ジェット気流とがある。 後者はポーラー・ジェット気流ともいわれる。 ジェット気流の中心線は典型的な強風軸である。 偏西風の軸 ある高度で偏西風の最も強いところ。 前線帯や地上の低気圧の位置と密接に関連する。 偏西風の蛇行 極の周りを西から東に流れる偏西風は、南と北の温度差を減少させるように南北に波を打ち蛇行する。 偏西風の蛇行の様子は、地上の高・低気圧の動向および天気経過と密接に関連する。 備考 a 蛇行の大きな流れ:南北の熱の交換が大きく、強い寒気が南下することがある。 南北流型あるいは低指数循環という。 b 蛇行の小さな流れ:南北の熱の交換は小さく、強い寒気が南下することは少ない。 東西流型あるいは高指数循環という。 同じ天候が長く続くことから、異常気象の原因ともなる。 長波の気圧の尾根をブロッキング高気圧という。 貿易風 赤道付近で定常的に吹いている対流圏下層の偏東風。 エルニーニョ現象発生時には貿易風が弱まる。 この循環の上昇気流域は対流活動が活発な熱帯収束域に、下降気流域は亜熱帯高気圧域に対応する。 北半球が夏の時は赤道付近の対流圏下層では南風が、上層では北風が吹き、冬の時はその逆となる。 通常、対流圏下層で東風が、上層で西風が吹いており、インドネシア付近が上昇流域に、太平洋東部が下降流域になっている。 エルニーニョ現象時にはこの循環が弱くなることが知られている。 その高度偏差パターンの総称のこと。 北東太平洋から北米大陸にかけてのPNA(太平洋・北米)パターンやユーラシア大陸から日本付近にかけてのEU(ユーラシア)パターンなどがある。 熱帯域の積雲対流活動に伴う潜熱放出は、地球規模の視点で見た大気の流れを駆動する重要な熱源のひとつである。 備考 熱帯の対流活動はENSO(エンソ)や季節内変動、モンスーンなど熱帯域の大気と深い関係があるほか、中緯度の大気の流れに大きな影響を与える。 北極域が平年より高い(低い)とき、中緯度域で平年より低く(高く)なる。 冬季には成層圏にまで及ぶような背の高い構造をしており、極渦の強さと関係している。 日本の天候を左右する要因の一つとして注目されている。 このうち、 赤道域を30~60日の周期で対流活動活発域等が東進する現象を赤道季節内振動、あるいは発見者の名前に因み、Madden-Julian振動(MJO)と呼ぶ。 広い意味では、この季節風伴う雨季も含めて、モンスーンと定義される。 季節風が卓越する地域はモンスーン(季節風)気候帯と呼ばれる。 代表的なものとしては、アジア・モンスーン(インド・モンスーン)を含む)、 オーストラリア・モンスーン、アフリカ・モンスーン、南アメリカ・モンスーンなどがあり、アジア・モンスーンに伴う対流活動の変動は日本の天候に大きな影響を与える。 この影響は地球全体に及び、世界各地に異常気象を引き起こす傾向がある。 備考 a 気象庁では、エルニーニョ監視海域のうちNINO. 3海域(北緯5度~南緯5度、西経150度~90度)の月平均海面水温を用いて、エルニーニョ現象、ラニーニャ現象を次のように定義している。 世界的に統一された定義はない。 エルニーニョ現象:NINO. 3海域の月平均海面水温の基準値 その年の前年までの30年間の各月の平均値 との差の5か月移動平均値が6か月以上連続して+0. ラニーニャ現象 :同じく5か月移動平均値が6か月以上連続して-0. b 「エルニーニョ」は狭義には、クリスマスのころエクアドルからペルー沿岸に暖水が進入する現象を指すが、広域的な現象として「エルニーニョ現象」と同じ意味で用いられることもある。 季節予報などの解説で広域的な現象を指す場合は「エルニーニョ現象」を用いる。 ラニーニャ現象 エルニーニョ現象とは逆に、東部太平洋赤道域の海面水温が平年より低くなる現象。 備考 季節予報などの解説では「ラニーニャ」ではなく「ラニーニャ現象」を用いる。 南方振動指数 南太平洋上のタヒチとオーストラリアのダーウィンの地上気圧偏差を基に、その差を指数化したもので、貿易風の強さの目安となる。 エルニーニョ現象発生時にはマイナス(負値)となることが多い。 エルニーニョ監視海域 気象庁がエルニーニョ現象を監視するために太平洋赤道域に設けた監視海域で、NINO. 単に「エルニーニョ監視海域」と言う場合、エルニーニョ現象のシグナルとして最も重要な「NINO. 3海域」を指す。 備考 米国海洋大気庁 NOAA では、エルニーニョ現象、ラニーニャ現象の定義にはNINO3. 4(北緯5度~南緯5度、西経170度~120度)の月平均海面水温を用いている。 備考 気象庁で指数を計算する領域には、フィリピン付近、インドネシア付近、日付変更線付近の3つがある。 月毎の変動の他に、ENSOの状況にあわせて、数年周期の変動を示す。 詳細はを参照。 備考 気象庁で指数を計算する領域は、対流圏下層(850hPa)の西部太平洋赤道域、中部太平洋赤道域、東部太平洋赤道域と対流圏上層(200hPa)のインド洋、中部太平洋赤道域がある。 月毎の変動の他に、ENSOの状況にあわせて、数年周期の変動を示す。 詳細はを参照。 一方、東部太平洋赤道域では、通常暖水の厚さは薄くなっている。 エルニーニョ現象などに伴って、この水温構造は大きく変動する。 赤道を挟んで北半球と南半球のそれぞれに熱帯低気圧が発生する(ツインサイクロン)ことに伴って吹くことが多い。 エルニーニョ現象の発生に結びつくような海洋表層の変化をもたらすことがある。 エルニーニョ監視速報 エルニーニョ現象等の監視と予測に関して毎月1回発表する情報。 予測情報として、 向こう6か月までの「エルニーニョ現象等の今後の見通し」を記述している。 過去の気候状態がさらに継続すると仮定して、気候値(過去のある統計期間の平均状態)をそのまま予測値とする手法。 統計期間の選択が予測精度を左右するため、統計期間を過去1年間から30年間とした場合のそれぞれの気候値と予測値の関係を調査し、最も予測精度の良い期間を最適な統計期間として選択する。 例えば、地上の気温を予測するときにあらかじめ作成されている予測式に500hPa高度あるいは850hPa気温などの観測値を入力し予測する手法。

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熱帯低気圧a

モンスーン 型 低 気圧

インド南西部の夏季モンスーンの開始日と優勢な風の流れ モンスーン(: monsoon)とは、ある地域で、一定の方角への風が特によく吹く傾向があるとき(その風をと呼ぶが)、季節によって風の吹く方角(卓越風向)が変化するものを呼ぶ。 これは、で毎年からにかけて南西の風が、からにかけて北東の季節風が吹き、沿岸諸国の海上貿易、交通に大きな影響を与えていたことによる。 もともとは毎年同じ時期に行われる行事のことを意味していたが、アラビア海で時期によって向きが変わる風のことを指す語となり、その後、 季節風を意味する気象用語として広まった。 アフリカのや南米などでは雨季の嵐や大雨を、インドや東南アジアでは雨季そのものを意味する語としても使用されている。 では「モンスーンというと小学生でも知っているが、ではこれについて何も知らない」と言われている。 このは、モンスーンが身近でありながら厳密な定義がなされていない俗語であることを意味する。 日本の教科書には 季節風と表記されている。 発生原理 [ ] 基本的にモンスーンの原理は、と同じである。 大陸は暖まりやすく冷えやすい一方、海洋は暖まりにくく冷えにくいという特徴がある。 そのため夏季には大陸上の空気の方が暖かくなり上昇気流を生じ、それを補うために海洋から大陸へ季節風が吹く。 逆に冬季には海洋の方が暖かくなるので、大陸から海洋へ季節風が吹く。 海陸風は昼と夜で風向が変わるが、季節風は夏と冬で風向が変わる。 モンスーンの分布とモンスーン気候 [ ] に加えて、に伴う、緯度帯ごとの循環があるため、モンスーンの発生地域(モンスーン気候)は偏った分布をしている。 特に大陸東岸、低緯度の大陸南岸(南半球では北岸)に多くみられ、東から沿岸部、東部、、南北アメリカ大陸東岸、東岸などが代表的である。 特にアジアのものは非常に規模が大きく、 アジアモンスーンとも呼ばれる。 アフリカ東岸からインド洋を経て東アジアまでの約1万kmに渡って、高温多湿な空気の流れが形成される。 モンスーン・アジアでは、ある時期を境に気候が急激に変化することから、モンスーンの発生が正確に把握されている。 アジアモンスーンの源流は、5月中旬にアフリカ東岸の付近で発現し、湿ったインド洋の空気の供給を受けながら北東に動き、西アジアにも影響を及ぼしながらインドを含めた南アジアに達する。 その後も、、を経て、を含めた東アジアにも及ぶ。 の原因の1つである。 モンスーンが側から吹くと湿った空気が内陸にもたらされ、強い降雨を伴う雨期となる。 逆に大陸側から吹き込むと乾燥した空気がもたらされるため乾期となる(ただし、冬の日本ののように、大陸由来の乾いた風が短い海域で湿った風に変質することもある)。 この働きで、モンスーンは乾季・雨季のあるを形成するが、全体としては湿潤な気候をもたらすため影響下の地域では(Am)や(Cw)、(Cfa)となり、の好適地となる。 東南アジア諸国では、雨季の豊富な雨量と高温が、の二期作・三期作などを可能にしている。 ではと呼ばれる平原地帯がモンスーンの影響下にはいるため、穀倉地帯となっている。 モンスーン地域では特に夏期に湿った空気の供給を受けるため、地域であっても夏に乾燥せず、豊富なが形成される。 このため逆に、夏に乾燥するは大陸東岸にはほとんどみられない。 インドをはじめとした南アジアや東南アジアでは、それまで専ら東寄りの風が吹いていたにもかかわらず、ある日から急に西寄りの風が吹き始め、数日間で完全に西よりの風に変わってしまう。 そのため、これらの地域では、モンスーンを風や天候の劇的な変化と強く結びつけて考えることが多い。 このような地域は貿易風の影響が強い低緯度帯に多い。 日本のような中緯度帯では、移動性高気圧や低気圧の影響を受けやすいので主風向が変わりやすく、このような劇的な変化は見られない。 各地の季節風 [ ] モンスーンによる洪水に見舞われた 南アジア [ ] 北半球が秋に入ったころから、中央部にが発達し始める。 この高気圧からは乾燥した冷たい北東季節風が吹き出す。 ・・などのでは、11月前後から5月頃までこの北東季節風による乾燥した気候が続く。 しかし、夏になるとシベリア高気圧が弱まり、に気圧が低い地域ができ、南やオーストラリア付近からこの低気圧に向かって南西季節風(インドモンスーン)が吹き出す。 6月になると、インド南西部からこの季節風が強まり始め、次第に北東へ広がってゆく。 これに伴い、インド南西部から長い雨季が始まる。 雨季は9月まで続き、この地域の年間降水量の4分の3以上がこの時期に降る。 そのため、10億人を超える南アジアの人口を支えるや生活は雨季の雨に依存しており 、この時期の少雨は食料不足やなどの深刻な問題を引き起こす要因となる。 しかしいっぽうで、長雨により各地で毎年のように洪水が起き、大きな被害を出している。 東南アジア北部 [ ] 東南アジア北部の、、などでは、南アジアより早く3〜5月頃から風向が変わり始める。 冬季は南シナ海で東風、インドシナ南部で南東風、インドシナ北部で北東風だが、熱帯収束帯の北上とともに南寄りの風に変わっていき、夏季の7〜8月ごろには全域で西風になる。 この地域では、冬は沿岸部を除いて雨が多くない期間であるが、春に入ると湿った空気により内陸部でも雨が増えてくる。 多くの地域で5月に雨季が始まる。 雨季に小休止のある地域もある。 9〜10月頃に多くの地域で雨季が終了し、雨の少ない乾季となる。 ただ、ベトナムなどのインドシナ東岸では、12月頃まで雨季が断続的に続く。 東南アジア南部 [ ] 東南アジア南部の、、、などでは、5〜10月の雨季に南西から吹く。 ただし、との南沿岸では東風となる。 11〜4月の乾季には、述べた4カ国の地域で北東から吹く。 ただし、スマトラ島とジャワ島の南沿岸では南西風となる。 タイのやフィリピンのは、このような雨季と乾季の交代に沿った降水量の推移を観測する。 しかし、マレーシアのは6〜7月の雨量が落ち込み、また、インドネシアのは8月に雨量が底を打つ。 この地域は気候の多様性に注意を要する。 東アジア [ ] 中国西部・北部とモンゴルを除いた東アジアの広い地域で、モンスーンが見られる。 また、このモンスーンの範囲は太平洋の付近まで続いている。 冬季の北風・北西風・西風と、夏季の南風・南東風・東風に特徴付けられる。 華南や南シナ海では、5月頃に南西風が吹き始めるとともに、雨季が始まる。 このころ、東南アジアの赤道上の熱帯収束帯は弱まり、華南付近にもう1つの収束帯が形成される。 これに向かって風が吹き込むことで、南西風が起こる。 華南付近の収束帯は7〜8月までの間にどんどん北上していく。 これは日本で前線と呼ばれる前線であり、東にも長く伸びてくるが、西側の中国内陸部では空気が乾燥してしまうため雨は多くない。 8月からは大陸の高気圧の勢力が増してきて、南風・南東風・東風が弱まってくる。 日本付近では前線に当たる小さな収束帯の南下が見られるが、中国方面では収束線は現れにくい。 東アジアでは、雨季は2〜3ヶ月程度である。 冬は乾燥して雨が少ない。 日本 [ ] 日本では夏季にはから吹き出す南東風が卓越し、冬季にはシベリア高気圧から吹き出す北西風が卓越する。 大陸からの季節風は乾燥しているのが普通であるが、を渡る間にのが流れている海面から水蒸気の供給を受けて変質して湿った空気となる点が特異的である。 この湿った季節風により日本海側に大がもたらされる。 東アフリカ [ ] この節のが望まれています。 モンスーンによる貿易 [ ] から沿岸にかけての地域では、古代からの記述にあるように紅海を中心に陸沿いにインド洋交易をしていてモンスーンを利用した海上が行われていた。 の時代になるとヒッパルコスの風としてローマ帝国でも知られるようになり、の発展にも寄与した。 の分遣隊遠征や以降はサハラ以南のの地域にも拡大した。 その他 [ ] インドには、施工不良、老朽化した建築物が多数存在しており、モンスーンの時期になるとしばしば死者を伴うの崩壊事故などが発生する。 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• 1996年8月5日 NHK総合• ムンバイ経済新聞. 2015年5月20日. 2017年6月7日閲覧。 AFP 2017年7月26日. 2019年3月20日閲覧。 参考文献 [ ]• ・倉嶋厚・吉野正敏・『季節風』、1959年10月30日、p. 294。 Online English Dictionary. 2018年7月30日閲覧。 , from wasama "he marked. に関連の辞書項目があります。

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モンスーン 型 低 気圧

主に、500hPa高度を用いて作られる。 東西指数、極渦指数をはじめ、亜熱帯指数、沖縄高度指数、オホーツク海高気圧指数、小笠原高気圧指数、中緯度高度指数、東方海上高度指数、西谷指数などがある。 日本付近には南西の気流が流入しやすくなる。 日本付近には北西の気流が流入しやすくなる。 日本を大きく北と西とに分けて北が平年より高く、西が平年より低い状態をいう。 冬期に暖冬に関連して用いる。 備考 「北冷西暑」など、暖(暑)、冷、並を組み合わせて用いる。 ただし、「暑」は西が平年より高い場合のみ。 全国一様のときは、全国高温または全国低温などと表現する。 日本を大きく北と西とに分けて北が平年より低く、西が平年より高い状態をいう。 夏期に着目される。 備考 季節予報では、北半球全体と緯度帯別に帯状平均した300hPa面と850hPa面間の層厚換算温度を算出しており、おおよそ対流圏の平均気温とみなすことができる。 偏西風 極を中心にして西から東に向かって吹く地球規模の帯状風。 備考 平均的には、赤道付近と極地方の下層部を除く対流圏は偏西風域である。 偏東風 東から西に向かってほぼ定常的に吹く地球規模の帯状風。 規模の大きなものでは、圏界面付近で風速が最大になり、中緯度帯に沿ってほぼ地球を一周するジェット気流があり、逆に規模の小さなものでは、集中豪雨時に大気下層の 700~850hPa付近によく出現する下層ジェットがある。 備考 北半球では、緯度30度付近にある亜熱帯ジェット気流と、その北側の中緯度帯にあり、寒帯前線をともなう寒帯前線ジェット気流とがある。 後者はポーラー・ジェット気流ともいわれる。 ジェット気流の中心線は典型的な強風軸である。 偏西風の軸 ある高度で偏西風の最も強いところ。 前線帯や地上の低気圧の位置と密接に関連する。 偏西風の蛇行 極の周りを西から東に流れる偏西風は、南と北の温度差を減少させるように南北に波を打ち蛇行する。 偏西風の蛇行の様子は、地上の高・低気圧の動向および天気経過と密接に関連する。 備考 a 蛇行の大きな流れ:南北の熱の交換が大きく、強い寒気が南下することがある。 南北流型あるいは低指数循環という。 b 蛇行の小さな流れ:南北の熱の交換は小さく、強い寒気が南下することは少ない。 東西流型あるいは高指数循環という。 同じ天候が長く続くことから、異常気象の原因ともなる。 長波の気圧の尾根をブロッキング高気圧という。 貿易風 赤道付近で定常的に吹いている対流圏下層の偏東風。 エルニーニョ現象発生時には貿易風が弱まる。 この循環の上昇気流域は対流活動が活発な熱帯収束域に、下降気流域は亜熱帯高気圧域に対応する。 北半球が夏の時は赤道付近の対流圏下層では南風が、上層では北風が吹き、冬の時はその逆となる。 通常、対流圏下層で東風が、上層で西風が吹いており、インドネシア付近が上昇流域に、太平洋東部が下降流域になっている。 エルニーニョ現象時にはこの循環が弱くなることが知られている。 その高度偏差パターンの総称のこと。 北東太平洋から北米大陸にかけてのPNA(太平洋・北米)パターンやユーラシア大陸から日本付近にかけてのEU(ユーラシア)パターンなどがある。 熱帯域の積雲対流活動に伴う潜熱放出は、地球規模の視点で見た大気の流れを駆動する重要な熱源のひとつである。 備考 熱帯の対流活動はENSO(エンソ)や季節内変動、モンスーンなど熱帯域の大気と深い関係があるほか、中緯度の大気の流れに大きな影響を与える。 北極域が平年より高い(低い)とき、中緯度域で平年より低く(高く)なる。 冬季には成層圏にまで及ぶような背の高い構造をしており、極渦の強さと関係している。 日本の天候を左右する要因の一つとして注目されている。 このうち、 赤道域を30~60日の周期で対流活動活発域等が東進する現象を赤道季節内振動、あるいは発見者の名前に因み、Madden-Julian振動(MJO)と呼ぶ。 広い意味では、この季節風伴う雨季も含めて、モンスーンと定義される。 季節風が卓越する地域はモンスーン(季節風)気候帯と呼ばれる。 代表的なものとしては、アジア・モンスーン(インド・モンスーン)を含む)、 オーストラリア・モンスーン、アフリカ・モンスーン、南アメリカ・モンスーンなどがあり、アジア・モンスーンに伴う対流活動の変動は日本の天候に大きな影響を与える。 この影響は地球全体に及び、世界各地に異常気象を引き起こす傾向がある。 備考 a 気象庁では、エルニーニョ監視海域のうちNINO. 3海域(北緯5度~南緯5度、西経150度~90度)の月平均海面水温を用いて、エルニーニョ現象、ラニーニャ現象を次のように定義している。 世界的に統一された定義はない。 エルニーニョ現象:NINO. 3海域の月平均海面水温の基準値 その年の前年までの30年間の各月の平均値 との差の5か月移動平均値が6か月以上連続して+0. ラニーニャ現象 :同じく5か月移動平均値が6か月以上連続して-0. b 「エルニーニョ」は狭義には、クリスマスのころエクアドルからペルー沿岸に暖水が進入する現象を指すが、広域的な現象として「エルニーニョ現象」と同じ意味で用いられることもある。 季節予報などの解説で広域的な現象を指す場合は「エルニーニョ現象」を用いる。 ラニーニャ現象 エルニーニョ現象とは逆に、東部太平洋赤道域の海面水温が平年より低くなる現象。 備考 季節予報などの解説では「ラニーニャ」ではなく「ラニーニャ現象」を用いる。 南方振動指数 南太平洋上のタヒチとオーストラリアのダーウィンの地上気圧偏差を基に、その差を指数化したもので、貿易風の強さの目安となる。 エルニーニョ現象発生時にはマイナス(負値)となることが多い。 エルニーニョ監視海域 気象庁がエルニーニョ現象を監視するために太平洋赤道域に設けた監視海域で、NINO. 単に「エルニーニョ監視海域」と言う場合、エルニーニョ現象のシグナルとして最も重要な「NINO. 3海域」を指す。 備考 米国海洋大気庁 NOAA では、エルニーニョ現象、ラニーニャ現象の定義にはNINO3. 4(北緯5度~南緯5度、西経170度~120度)の月平均海面水温を用いている。 備考 気象庁で指数を計算する領域には、フィリピン付近、インドネシア付近、日付変更線付近の3つがある。 月毎の変動の他に、ENSOの状況にあわせて、数年周期の変動を示す。 詳細はを参照。 備考 気象庁で指数を計算する領域は、対流圏下層(850hPa)の西部太平洋赤道域、中部太平洋赤道域、東部太平洋赤道域と対流圏上層(200hPa)のインド洋、中部太平洋赤道域がある。 月毎の変動の他に、ENSOの状況にあわせて、数年周期の変動を示す。 詳細はを参照。 一方、東部太平洋赤道域では、通常暖水の厚さは薄くなっている。 エルニーニョ現象などに伴って、この水温構造は大きく変動する。 赤道を挟んで北半球と南半球のそれぞれに熱帯低気圧が発生する(ツインサイクロン)ことに伴って吹くことが多い。 エルニーニョ現象の発生に結びつくような海洋表層の変化をもたらすことがある。 エルニーニョ監視速報 エルニーニョ現象等の監視と予測に関して毎月1回発表する情報。 予測情報として、 向こう6か月までの「エルニーニョ現象等の今後の見通し」を記述している。 過去の気候状態がさらに継続すると仮定して、気候値(過去のある統計期間の平均状態)をそのまま予測値とする手法。 統計期間の選択が予測精度を左右するため、統計期間を過去1年間から30年間とした場合のそれぞれの気候値と予測値の関係を調査し、最も予測精度の良い期間を最適な統計期間として選択する。 例えば、地上の気温を予測するときにあらかじめ作成されている予測式に500hPa高度あるいは850hPa気温などの観測値を入力し予測する手法。

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